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00/8/15(火) アドテスト効果
日経平均 16298 +144 4.75億株
店頭平均 1712 +28 1198万株

正にお盆真っ只中。みんなが休んでる時に働くんやから(もうエエって)、何かエエことないかなあ・・・ありました。昨日書いたそのものズバリ「NASDAQハイテク高」、しかもチップ(半導体)・オプティカル中心のリカバリー(先般の半導体ショックの張本人ソロモンがマイクロンを上方修正とは如何に?)で願ったり叶ったり。その上更に「6月の半導体製造装置受注過去最高」「アドテスト最高益更新」の日経記事。はいはい、業績絶好調セクター「半導体」の見直しですね、やっぱり買いたかったんでしょ?ってな感じ。アドテストはS高寸前までスッ飛ばした他、東京精密・東エレク・ローム・ディスコは元より東芝・NEC・富士通・三菱電まで買い直された。東証1部値上り値下がり735対482。

先週のネット株に続く見直しで値嵩IT株への下値不安も急速に薄れました。重くてどうしようもなかった村田やソニーまで高い。「ちょっと買えばこんなもん、いつまでも安くないで」「休み明けのみんなに高いところを買わせたる」ディーラー主導の上げに心配が無くもないんですが、需給不安のみに気を取られ業績に関わりなく売られる局面ではなくなってくるでしょう。9月入り前後から業績の上方修正ラッシュも期待出来ます。IPOラッシュもまだまだ続くんですがドでかいものはなく、ガーラ・サイボウズ・鷹山・ソーテック・Eトレードなど期待のルーキーも続々登場し相場を活性化する期待の方が大。店頭平均は7日連騰。「いいものはいい」と言える地合が出来つつあります。それがお盆休み相場の収穫です。世間はUターンラッシュですか・・・。


00/8/14(月) 手探り試し買い
日経平均 16153 +36 4.50億株
店頭平均 1684 +18 943万株

今日は朝刊もない(笑)し電車も空き空き。「こんな日に仕事するんやからヤラレることはないやろ」とのほほんモード。米国株も確りでゼロ金利解除からのキャリートレード絡みの影響もなかったようでヤレヤレ。先週引け際30分で先物が先走った分現物が追い付いて一段落。東証1部値上り値下がり605対606。

好業績のオラクル・ディスコ・CTC・HOYA・京セラ・キヤノン・TDK・東エレクといった値嵩株も確り、オールドエコノミーに押されがちなNASDAQハイテク高でもあればもっと弾みもついてくるのだが。中低位も野村・日興など証券株や板硝子・ガイシ・古河電・アルプスなどオプティカルが強く、三洋電・特陶・松下・住友鉱などの再生力も大したもの。相変わらずの薄商いだがそれぞれにシャンとしだし始めているのも事実。IPOのベクターは寄ってS高まで、マネックスはS高で寄ってS安まで、大塚商会はTOPIX算入をアテこんで噴き上げ。秋相場をにらみながら手探りで手掛かりを探ろうとしているような相場、好感出来ます。


00/8/11(金) 織り込めたの?
日経平均 16117 +141 5.65億株
店頭平均 1665 +2 1342万株

日銀金融政策決定会合で「ゼロ金利解除」と出たのは夕方。マーケットはこの水・木・金で解除見送りから一気に解除へブレ、結局それに決した訳ですがさて、どこまで織り込んだのか?盆休み連日の薄商い、しかもSQ越え。今日の寄り付きSQ売り長で始まって一瞬下ブレも切り返し「また16000円内外の膠着」へ戻ったが、2時半過ぎから先物買い仕掛けで上ブレ引けピン!(先物の引けは16200円)ううーん、イベント終了の見切り発車で「ゼロ金利解除は織り込んだ」ムードを醸成したかったか。

確かに今週下ブレしては切り返しのリフレインで下値不安は薄らぎました。ノムラ戦略ファンドなど投信の解約も大したことなく、外人売りも峠を越した感もあってウリウリの不安心理も後退、の上「ゼロ金利解除実施」で悪材料出尽くし、一旦いいところなのかも知れません。IPOフィーバーはマネックスがS高続き、今日のベクターは公募120万円が240万買い気配で値つかず。証券株は25日線辺りまで戻して、ネット株もリバウンド、IT株も順次切り返し、オプティカルが独走。ただ、これまでの焼き直しで新鮮なテーマという訳ではなく、一向に迫力が出て来ないんですが、うっすら突破口みたいなものが・・・。上方修正の京セラや松下の堅調さが続いて業績相場が広がれば。


00/8/10(木) もみあい
日経平均 15975 -58 5.02億株
店頭平均 1662 +18 1303万株

通勤電車も空いてきて新聞も薄くなって盆休み本番です。昨日「日銀のゼロ金利解除の意向はホンモノだ」とそれを為替・債券市場は織り込みに行ったのに株式市場は高くなった、その一部が欠落した本日。正味閑散相場ですから、SQは16000円近辺にしたいという意向やゼロ金利解除へ向けてのPKO(「それ見てみい、解除の意思表明だけで下がるやないか」と言われない為の)などが強く働いた感じがします。終始もみあいに。

一部食い散らかしも見られますがネット株人気は継続、やっぱりIT相場への露払いという気がします。CTC・オラクル・NTTデータ・富士ソフトなどソフトウェア・システムプロバイダが買われた他、ネットインフラ・ブロードバンドのオプティカルが板硝子・ガイシ・古河電工など人気化。ハードの富士通・NEC・東芝・三菱電・京セラなども高い。インデックスは今一つ方向感が出て来ませんが、個別では結構力強いものも出て来ています。東証1部値上り値下がり617対598。

トレンドマイクロが8/17東証1部へ、ローツェ1→2株分割へ、香港のPCCWはジャレコを傘下に裏口上場(店頭だから「登録」ですが)?TDKが業績上方修正。9月入りから中間決算を前にかなり上方修正が出てくるはずです。だんだん業績をフツーに評価する相場になってくるのではないでしょうか。8月の上方修正は既に三洋電・CTC・東京エレク、7月はキヤノン・Fリテイ・京セラ・オラクル・メイテック・松下通信・松下・ディスコ。折角安い時に買えるのですからとびっきりの「グロース@リーゾナブル・プライス」を狙いたいものです。


00/8/9(水) ソフトバンク効果
日経平均 16034 +214 4.41億株
店頭平均 1643 +43 1641万株

相変わらずの夏枯れ相場。SQもあるし、日銀もゼロ金利解除をあくまで言い張る。ただ、「省エネ相場は値嵩品薄」と割り切った風でソフト・ネット株に目先の資金が集中。シスコの好決算でGLOBEXが高く、ソフトバンクの3日ほぼS高に勇気を得て、CTC・トランスコスモ・FsasがS高の他、ソフトバンク連動のネット株比率の高い店頭市場もヤフーなど18銘柄がS高するなど賑わった。重量級の主力株はこの出来高では致し方なしというところ。東証1部値上り値下がり679対552。

ソフト株はネットバブルが弾けて長らく相場がなかったこと(11月天井も多い)、Y2Kで一部失望を買ったが金融機関・従来型企業のeコマースシフトをはじめサバイバルのIT投資を活発化させていること、何よりIT革命への期待がマーケットに依然強いこと、内需成長セクターで為替変動にあまり関わりがないことなどが好都合、NECソフト効果もあったか。兎も角どうにか突破口を見つけた感じでこれが継続するのかどうかが焦点になりそう。


00/8/8(火) まだまだ
日経平均 15820 -182 4.78億株
店頭平均 1599 +18 944万株

まあ、昨日不用意に上げた分の半分が剥げ落ちただけなんですけど。米株高、キャピタルゲイン課税源泉分離継続示唆、ハザマ債権放棄といった好材料も「ゼロ金利解除」を巡る政治VS日銀の鞘当の前に形無しといったところでしょうか。マーケットとしては「近い将来解除されるべきなのは分かるが今回も見送りが妥当」ってとこのようです。明日はブレ易いSQ週の水曜日。

目立つのはやはりソフトウェア株の底入れ感でしょうか。ソフトバンク・CTC(上方修正)・オラクル・ベル24が大幅高、店頭やマザーズのネット株でもリバウンドするものが散見。米半導体株の落ち着きもあってNEC・東エレク・キヤノン(子会社キヤノン化成吸収合併)も確り。あとは新規公開フィーバー継続でJSAT・マネックス・まんだらけがS高の他、NECソフト・アライドテレ・大塚商会が高い。まあ全般は閑散夏休みで手掛かり難、恐る恐るの下値拾い。東証1部値上り値下がりは456対773。


00/8/7(月) 上に下に
日経平均 16002 +335 4.42億株
店頭平均 1581 +12 1660万株

先物が案外確り始まり、売り込まれ値嵩ハイテクが買戻しからリバウンド。上げに半信半疑で見送っていたら「あれよあれよの堅調相場」といった感じでしょうか。出来高5億株割れは6/26以来の低水準、今日の所は「閑散に売りなし」。それにしてもディーラーなどモメンタムプレーヤーばっかりで上下のブレが大きく速いのが大変です(値幅程には意味はない)。上に下に迷走しながら落ち着き処を探っているのでしょう。

電線株や窯業株などオプティカルが堅調、ハイテク・ソフトウェア・自動車株などに高いものが目立つ。銀行・証券・不動産なども確り。東証1部値上り値下がり894対343。まだまだはっきりしたトレンドは見えて来ませんが、コナミ・OLC・任天堂・エイベックスなどアミューズメントが確り、ソフトバンク・日オラクル・NECソフトがS高。

東京は地震続きの上、竜巻やら雷雨やらで大荒れ。先祖をまつる盂蘭盆会、このお怒りは何を?


00/8/4(金) アク抜けせず
日経平均 15667 -147 6.03億株
店頭平均 1568 -16 780万株

外人の売り継続、銀行勢からと見られる売りキメ、前倒しされる持ち合い解消売りに加え、日興ジパング・ノムラ戦略ファンドなど投信への不信も夏休みの買い手不在に輪をかける。この需給悪は「お盆までいつでも安く買えるんなら」と総見送りへ。夏の甲子園も始まるし・・・。引値ベースで日経平均・TOPIXとも安値更新。

ハイテク株が売られ軟調。NASDAQから伝わるチップ・ワイヤレスに対する弱気感が期日絡みの見切売りとハウリング、指数への寄与度の高い値嵩ハイテクが売られ厭戦気分充満。東芝・三菱電・ソフトバンクなどが先の安値を割り込み、野村・NEC・富士通・ローム・村田・日テレなどが安値接近、「厳しい物色」事情そのもの。一番の成長期待セクターが買えない手掛かり難はキツイ。一番暗い夜明け前でしょうか。東証1部値上り値下がり801対479。

わずかな買い気は需給悪の市場を見捨てて新規公開株へ集中。何せ無条件に出る公募売りさへ一気に呑みこめれば抜群の好需給(投信・外人・銀行売りとも無縁)。アライドテレ・精工技研・NECソフトなどもまさにそう。この日のJSATは公募70万円が142万の買い気配9571株で寄らず、マネックスは公募4.5万円が初値6.33万終値6.83万S高、電産リードは公募1900円が初値2800円終値2930円。「高成長ルーキーから走り出す」ということを手掛かりに相場修復がゆるゆる始まっていると見ます。既公開のものへもジンワリ広がってくればいいのですが。角川1→2株分割へ。


00/8/3(木) 揺り戻し
日経平均 15814 -391 5.27億株
店頭平均 1585 -7 755万株

戻り一杯から急押しというのはいつものことだが、先物から売り込まれてシュンとなり昨日の楽観ムードが吹き飛んだ。外資系の売り仕掛けとか、野村の日本株戦略ファンド(残高1兆円超で日本最大、設定から半年で売り自粛明け。基準価額8000円割れで機関投資家のロスカットもあるか?)の解約対応とか色々言われていましたが、病み上がり相場の脆弱性が露出した格好。ディーラー中心でしかも夏休み、厚みのないマーケットは一方通行になりがち。値嵩ハイテクなど買い板薄の中を売り崩された。やや下げ過ぎ感もあるが、信用期日絡みもあって動きが増幅されやすく、上下にブレながら落ち着き処を探るよりなさそう。東証1部値上り値下がり354対877。明日はJSAT・マネックス上場。


00/8/2(水) 押し待ち
日経平均 16206 +106 5.26億株
店頭平均 1593 +15 953万株

リバウンド継続、「一旦163まで、165は無理だろう」の感触にはやや上値を残した感じ。外人売り圧迫もやや薄れて来た風で一頃の弱気充満は大いに後退。米株のパッとしなさは今週末の米雇用統計控えということもあるのだろうが、こちらも来週末SQ控えに加え市場関係者が続々夏休み入りで全く盛り上がらない。あっちもこっちも「まあ、慌てることはないか」ムード、下がれば買うけれども急いで上値を買う理由もないかって。

「iモードとPS2連携の新サービス」ソニー、大増産ファナック、子会社公開コナミ、好決算期待パイオニアが高い。上方修正記事の東エレクは反落も、上方修正済みディスコは割安感から大幅続伸、半導体関連にはやはり上方修正期待根強くニコン・キヤノン・アドテストなど高い。大トリ古河電に加え精工技研という大型ルーキーを得たオプティカルは再人気化、板硝子・ガイシ・アルプス・日立線・フジクラなどが買われた。銀行株も大幅高。東証1部値上り値下がり558対719。


00/8/1(火) リバウンド
日経平均 16099 +372 6.04億株
店頭平均 1577 +29 987万株

昨日来の売り込まれ株リカバリの流れがNASDAQ反発の追い風で継続、投信買いも散見され堅調な展開。太陽誘電がS高の他東京エレク・村田製・ヒロセ・アドテスト・京セラ・松下通信など値嵩ハイテクが軒並み高、オラクル・オービックなどソフト株やNTTなど通信株を含めて所謂「値嵩IT」に見直し買い。「今日から百株単位」銘柄人気もあったか。銀行株も買われて安心感。東証1部値上り値下がりは1066対250。

全般のリバウンドムードで明日までは行けそうだが、もう一段買うにはやや力不足か。ここもとのチップ・ワイヤレス・オプティカルの見直しでどこまでゆけるか、リバウンド一巡後の急押しも視野に。ただ、上方修正の京セラ・松下通信・松下などが買われる辺り、素直に業績からの割安割高を見れば良いのかも。続々の上方修正が市場の迷いを払拭してくれればベストシナリオ。

不良債権処理は計画通り着々と、金融行政は安定感信頼感を回復し、景気悪化懸念には補正で心理的サポート、目新しい新生プラン発表、予算はシーリングを取っ払い大胆に選択と集中・・・「今度こそニッポンは変わるぞ、変われるぞ!」そういう期待を持たせるくらいのことが何故出来ない???そ、それにしても東京、よく揺れてます。相場の急落なんて何てことはないのですが、地震は壊滅的にならない限り日常のままですから。

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筆者
弁之助

株向委委員長。証券会社勤務。

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