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01/1/31(水) 中低位より中小型
日経平均 13843 +16 6.14億株
店頭平均 1345 +16 1578万株

FOMCが始まった米国市場は利下げ待ちでシクリカル(景気敏感株)優位の展開、ハイテクはノキアの決算悪もあってNASDAQはもみあい。利下げ幅は明日早朝分かるが「0.25%なら売り、0.5%ならサプライズ無し、0.75%なら買い」ってところか?何とかNASDAQ3000乗せを見たいものだがどうか・・・(昨年12月中旬、NASDAQは3000p・日経平均は15000円・TOPIXは1400pだった)。

東京も「利下げ後のNASDAQの反応と外人買いを確認したい」ムード。小高く始まり反落する昨日と良く似た展開はやはり後場から先物ジリ高で戻し引け前にプラス浮上。月末のドレッシング期待があったのと、投信の設定が4本435億円がサポート。ハイテクの下値鍛錬も結構進んで来ててガンガン売られる感じでもない。ただ明日から値決めに入るドコモの換金売り最終がNTT株等に見られた。東証1部値上り値下がり697対554。

デイトレーダーと日計りディーラーは中低位株を突つき回していたようだが、やはり盛り上がって来たのがIPO株を中心とした中小型株物色。店頭のITC・東映アニメが新高値の他、マザーズ・ナスダックJでもS高続出、東証でも鳴かず飛ばずだったアオイ電・アライドテレがS高。折角貰った公募株が無体に投げられて散々な株価になってからの出直りは新鮮。昨年はマザーズ・ナスダックJも含めて公開競争が繰り広げられ怒涛のラッシュだった訳だが、その所為で期待のルーキーも可哀想に陽の目を浴びず埋もれた。その辺の再評価は極めて妥当(ネットバブルよりもはるかに)。こうなって来ると新規公開フィーバー再びで公募株がだんだんに争奪戦、またぞろベラボウな初値天井まで過熱することになる。いつもこれの繰り返し。懲りないもんやなあ・・・ではなしに少しは学習効果を。


01/1/30(火) Ready?
日経平均 13826 -18 6.46億株
店頭平均 1328 +11 1351万株

NASDAQは続伸、シスコの1-3月鈍化見込みにも関わらず安寄りからジンワリ上がってくる展開は先週末同様、0.5%利下げを織り込む底固さというべきか。丁度一目の雲の中での推移となっており、上抜けに期待?東京は松電工の700億円自社株買い報道もあって、やや小高く始まるもすぐ反落。昨日フワフワと先物主導で上げた分が綺麗に帳消しに、昨日の逆で「何で先物、こんなに弱っちーの?現物はまあまあ確りなのに」。後場からはやや底固くなって戻す。株価対策は2/1素案持ち寄りからとか。東証1部値上り値下がり707対565。

連日持ち合い解消売りを浴び「地雷原」と言われていた主力ハイテクセクターが小高くなってヤレヤレ安堵、また先週大上ヒゲを出して人気離散していたソフトバンクが「アジアで高速インターネット網構築企業群へ投資」「SBファイナンスグループ、第2中間持ち株会社公開へ。不動産事業に傾注、コクドとリゾート事業」で再人気化(リアルエステート王のコクドとサイバーの覇者の組合せが絶妙)。ソフトバンクが高いと波及効果も大きく相場が締まる、後場の戻りはこの所為もある。店頭平均はプラス、アスクル・プライム・レインズといったIPO株を中心に確り。トーカロにジャフコがTOB、国土総建・白銅といった割安放置銘柄にも見直し。「あっちこっち食い散らかすよりかは小型成長株に絞って大きく育てた方が資金効率が良い」との指摘も。


01/1/29(月) もぐら叩き
日経平均 13845 +149 5.68億株
店頭平均 1317 -6 1259万株

土曜日のドカ雪→今日の快晴でほんの少し春の近付きを感じられたが・・・相場の方は今一つ。先週末のNASDAQの踏み止まり、12月鉱工業生産△1.5%は2ヶ月ぶりプラスではあったが、売るにも買うにもパンチ不足。間も無くの米FOMCと国会開会控えの模様眺め、「株価対策も米利下げも出尽くしになるかも知らんし、国会が泥仕合になったらそれこそ目も当てられんし、上がったら上がったでここぞと銀行勢が売ってくるし」ムードも。それにしては指数先物がスルスルと、つれて裁定買い流入であらら高くなってもうた?って感じ(^_^;)。先週ネット株をカチ上げた目先資金は今度は低位株を食い散らかし、結局「地雷を避けて」の局地戦。有機ELやマイクロガスタービン絡みの材料株が人気。東証1部値上り値下がり723対549。

人の所為にするな、不景気の所為にするな、相場の所為にするな。自社株買いをやる、株式分割をやる、業績上方修正をやって目にモノ見せてくれる、M&Aやリストラをやる、画期的な新戦略新商品を発表する、夢の新技術・・・「再び世界の先端に」と大見得を切らずとも、投資家を納得させ奮い立たせる中身のある言質が心に染みるのだが。


01/1/26(金) 油断
日経平均 13696 -107 5.98億株
店頭平均 1323 -7 1814万株

NASDAQ安、FOMC控え、月内受渡し最終&週末で模様眺めの中、主力ハイテク株中心に持ち合い解消売りで続落。昨日S高に1000万株近い買い物を残したソフトバンクが「まさかの売り気配!」で始まったことでネット株狂騒の上げ底(目先資金のみの集中食い散らかし)が露呈、これでわずかな買い目を潰してしまった。コーニングに続いて米国引け後のJDSUの決算も先細りでGLOBEXでNASDAQ100先物は一時S安まで、米ハイテク決算で1-3月が相当悪そうということからどうにも日本のハイテクも下方修正懸念に無縁でもいられない(日経にもソニーの不調と富士通の未達が出ていたが)。KSD事件・官房機密費流用で国会の紛糾も容易に予想される他、ちょっと戻ったのに安心してか株価対策も一気にトーンダウン、金融システム不安も当局・業界こぞっての「大丈夫」連呼で取り繕ったまま年度末越えの構え。先行き・先送りへの心配がじんわりと。東証1部値上り値下がり461対781。

日経平均ベースでは7連勝後の4連敗、上げ幅の半分を帳消しにする半値押し。押し目とするならボチボチ切返さないと再び底割れに直面する微妙な局面。ソニー・東芝・三菱電は小反発したが村田・京セラ・NECが反転出来るかどうかが大事。店頭・小型株も唯のリターンリバーサルということだけでなく業績に根差したまともな物色がメジャーとならねば続かない。世界3位のケータイメーカー・エリクソン(スウェーデン)が競争激化から採算悪化、製造から撤退へと報道、夜間時間外取引でノキア(フィンランド)・アルカテル(仏)など通信機メーカーが安い。ライバル脱落は朗報でもあるのだが。

ネット株バブルや債券バブルは無責任な過剰流動性(ホットマネー)と無縁ではない。年2回の決算が四半期となり或は月次売上・日次売上と情報が精緻化して行く中で、いちいちアナリストが「sell」だの「buy」だの言うが、それは手数料をその度毎に取りたいブローカーの口実であって全部付き合ってたら投資というものが成り立たない。薄っぺらな投機の掟ばかりが横行する現在、あるべき市場の姿と投資とを考える必要があるのではなかろうか。投資とは企業体の拡大趨勢(質か量か)に沿ったリターンをゲットする行為。この国には投機家は居ても投資家はいないと言われるが、その懐の浅さが直接金融の限界とすればかなりゆゆしい。証券市場活性化とは投資を振興するものでなければ。郵貯とか大銀行大生保とか国債とか、最も非効率な処(カネを産まない運用力も無い、それどころか無責任さ故に膨大な不良債権を産んだ)に資金が集中すること自体、金融構造改革が必要である。見掛けの自己資本比率やソルベンシーマージン引き上げの為資金を拠出し合う構図は、今かつての悪弊として糾弾されている株式相互持合いと何ら変わらない。


01/1/25(木) 小型成長株。
日経平均 13803 -90 5.61億株
店頭平均 1330 +34 2174万株

「シスコ、ソフトバンクに資本参加(1.65%)」でネット株が狂い咲き。このところ大下げ銘柄バーゲンハンティングの流れがあった訳だが、このニュースやNASDAQのネット株高でスパーク!ソフトバンクグループ各社がS高、セガは3日連続CSKは2日連続S高。インテック・トランスコスモ・光通信・エイベックスもS高、インプレス・CTC・オラクル等も大幅高。永らく売られて来たフジTV・テレ朝・JSAT・アサツーなど放送関連や、かつて輝かしい大相場もあったニチイ学・ベネッセ・角川・グッドウィルなど介護関連も買い直されて大幅高。ううーん、「長く長く不遇をかこってきたもの」が目覚めた感じ。冬眠から目覚める啓蟄より早く。

店頭市場もいよいよ凄まじいことに。店頭平均は12/15以来の1300円回復、出来高2000万株超は6/30以来の活況。S高はネット株を中心に30銘柄、S高安の無いマーケットメイク銘柄も大幅高目立つ。新高値はレインズ・EMシス・メイコー等ルーキー(新規公開もの)中心だが、既存有力銘柄にも割安修正出遅れ物色が一気に広がっている。98年11月のように「1部の膠着を尻目にスイスイ」息の長い相場になれば良いが。

ということでインデックスそっちのけの相場になっています。「日経平均14000円以上は持ち合い解消売り、13500円以下は株価対策」というような膠着ムード。但し買い意欲は旺盛で熱気もある、「他人が欲しがるものだけ欲しい!」駄々子のような偏った物色が満遍なく全体に向かえば、こんなに煮え切らないこともないだろうに・・・。今暫くは局地的に快晴状態か。主力ハイテクには売り物(今日の地雷は京セラ)、S&P邦銀4行格下げで銀行株も売られた。東証1部値上り値下がり591対676。ソニーの決算はこのくらいなら許容範囲なのでは?。


01/1/24(水) 地雷を避けて
日経平均 13893 -91 6.11億株
店頭平均 1296 +22 1797万株

NASDAQは2800pを回復、待望の3000pが見えて来た。TIの決算悪やノキアの格下げも響かない。エエもんは安いうちに買っとかないとマズイかも・・・なんてムードが静かに広がっているよう。引け後コンパックの決算が予想を上回りGLOBEX高。東京も先物の寄りこそ高く始まったがハイテク株に買いが入らない・・・外資系動向が買い長にならなかったのと持ち合い解消売りが恐かったか(^_^;)。昨日のNECや今日の村田などたまたま大口の売りが来てると正に地雷を踏んだようなもの。ここ松下・トヨタ・武田などもこうした売りでどうにも重い。いきおい物色は地雷の無さそうな処を選んでということで材料株へ。セガが「ドリキャス生産中止」で連日のS高、CSK・アスキー・CSKエレク・ベル24・CSKエレクとグループ各社がS高。ソフトバンクもあわやS高というところまである戻り高値更新、トレンドがS高、SBインベスト(引け後好決算発表)もあわやまで。ところで日興がソフトバンクの目標株価を9500円だとか・・・またそういうのが始まったか。日商岩井(鉄鋼部門を商事に統合)・保土谷(有機EL)・新日化(同)・三井松島(子会社が光関連)といった低位材料株も賑わう。総論はともあれ各論勝負って物色。東証1部値上り値下がり515対729。

地雷の無さそうな処を選んでということで、やっぱり店頭・ベンチャー市場が選好されるようにもなって来た。店頭の新高値銘柄はプライム・昭和真空など全て新規公開株、全般相場のメタメタさに公開して遮二無二投げられただけだったこれらが、さすがに成長性と割安感と好需給からきちんと見直されている。98年秋冬の店頭復活の魁となったゴールドクレスト型大化け株が出て来る可能性が高い。次から次への大量公開でドンドン埋もれてしまう処に宝が。又既存の小型株も不人気(印象が薄い)故に低PERに忘れ去られているものも多い。もう一度見直してみては?

「KSD、自民6人に2500万円」1月末からの国会どうなるの?明日引け後ソニーの決算発表、大体良くないのは織り込んだと思われるが。地雷を避けてというのは分かるが、もう少し戦意持たないと。


01/1/23(火) やっと反落も
日経平均 13984 -47 6.03億株
店頭平均 1273 -2 1393万株

NASDAQは4日ぶり反落、デルがウォーニングを発表でハイテク株が軟調、加えて引け後TIの決算は未達、GLOBEX安。東京もIT関連は利益確定が先行も、日経平均は前場も後場も安値を試しては切返す展開に「あわや8連騰?!」と思わせたが結局小反落。物色は脇へ逸れ、ハイテク買いの裏で売られたようなディフェンシブ・内需の中低位・有機ELやバイオなどの個別材料株に買い。この変わり身の早さはディーラー・デイトレーダーの活躍か。好決算アスクルのS高や低PERジャックの大幅高に小型株相場の目も。全般はややクールダウンだが物色への意欲はあり、またそれが循環し出しているのも好ましく、まだプッツン来ない。今週決算発表ピークのNAS睨み。それでも市場では依然「2月はやっぱり結構売られるでしょ」とはしゃぐムードもなく、そろそろ「節分天井」も囁かれ始める時期か。東証1部値上り値下がり631対606。


01/1/22(月) 冷静
日経平均 14032 +43 5.64億株
店頭平均 1275 +0 1538万株

先週末のNASDAQは「一気の3000p駆け上がり」を期待したのですが、高寄りして利食い先行で変わらずですか・・・、ちょっと肩透かしを食らったような。日銀の金融政策決定会合は「資金供給策拡充」とやら、金融庁検査で一部大手金融機関がどうのこうのと言われジャパンプレミアムが再燃してる折、反って悪いことを勘繰らせるような。「金庫株は議員立法でも年度内に間に合わない?」「KSD疑獄拡大、額賀大臣(経財担当&IT戦略も)辞任?」などフォローのニュースはなく。円は円高論者速水日銀総裁発言からか116円台に反発、NASも今一つ、6連騰明けということで「今日は一服する」との見方が大勢。急騰したIT関連など利食い先行から日経平均もズルズル13841円(▲148円)まで。「まあ仕方ないでしょ」なんて見送り気分を強める中、14時過ぎからあれよあれよの先物からの切返し、引け前にプラス浮上、大引けはドイツ証券の買いプログラム。んんー、12/26以来の大引け14000円台回復、7連騰は99年8月9-17日以来ですか。東証1部値上り値下がり575対698。

7連騰とは言え非常に冷静ですね。買い遅れた向きは「もう押す、もう押すだろう」、ショートしてる向きも同様でどちらも動けない。カンカンの強気は皆無ながら、半信半疑のまま誰も買い持ち出来てませんからそれなりの底固さもあり、どうももう一発踏みが入って伸び切ってから急反落でしょうか。押し目待ちに押し目なく、やっと押し目が来たと思いきや落ち目だったりするのはいつものことで(^_^;)。FF]発売延期でスクウェア・デジキューブS安、ソニー(1/25決算発表)にもとばっちり。JAFCO東証1部上場へ。

ネット夜間取引がスタートのようです。とりあえずDLJ夜間取引(マーケットメーカーはGSのMoonTrade)ですか。マネックスは準備中?

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筆者
弁之助

株向委委員長。証券会社勤務。

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