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酔いに任せて放言しよう。ワシは資本主義の権化みたいな処を職場とはしているけれど、栄耀栄華とか立身出世とか望んでいる訳じゃない。学生時代にたまたま株式相場に魅入られてずっと付き合って来た。株式市場というのは資本主義においてかなり重要な役割を果たす。それは善きにつけ悪しきにつけ原子力同様に計り知れない爆発力を秘める。善い面というのは何と言っても、バブルと名付けられても新産業立ち上げのエンジンと為り得ること。悪しき面は私利私欲だけの博徒に賭場を提供すること。 デイトレーダー・テクニカリスト・ディーラーの台頭は結構。しかりそれを幾ら増やしても何の進歩も無い。寧ろ、モメンタム投機家の作り出す無意味な一方通行相場が投資家を遠ざけてしまう懸念がある。本物の投資家、それは企業の利益成長と共に利益を得て行くリスクを負う者である。投機家の様に株価変動にベットし、一人の勝者と九人の敗者を生むだけの小乗ではない。我々が目指すべきは参加者全てが勝者となるような大乗である。投機は投資の寄生であってその逆では断じて無い。投資が投機の失敗であるなんて全くの誤解である。「自分さへ良けりゃ」なんて思想は有史以来刹那のものである。市場をバトルロワイヤルにしてはいけない。 ワシが期待するのはこのHPなんぞで惑わされない、見もしないような投資家の台頭である。目先の投機家にとって現在は危機的なのだろうが、中長期投資家にとっては2年ぶりのチャンスである。投機家の頭目ソロスは「日本経済に付ける薬は無い」と断じたが、日本経済の盛衰と共にある投資家が同調するものかは。投機家は逃げが身上であるが、投資家は逃げないことによる過剰利潤をゲットする。真にリスクを負う者が最後には勝つ、道理ではなかろうか。一時的な勝利に酔うものは結局全てを失って去るのは兎と亀の喩え通り。既存の証券業は投機家ばかりを頼みとして市場をズタズタにして来た。我々は国家の盛衰を賭けるが如き情熱で本物のリスクテイカー・投資家を育てる覚悟が必要だ。投信を育て、年金を運用し、401kで枯れない水源から導くことを。公正な市場と健全な投資行動の土台をきちんと作り上げなければ。中長期投資による成功体験そのものが市場の自己強化にも繋がろう。 ユニクロもディスカウントブローカーも破壊者革新者ではあっても現段階では創造者ではない。それは自社の利益以上のものは生まないし、それも既存勢力から分捕っただけのものである。時代を回天させる新たな富の創造とはブランドや文化によるエエ気分とか、リサイクルとか地域貢献とかの新たな風習・作法ではなかろうか。舞台・映像・音楽・アニメ・ゲームは未だコンテンツと蔑称されているが、感動の創造以上のものが一体あるのだろうか。食うや食わずの飢えのステージを経て、人類史の最先端はもっと精神的なものに価値を置く「生の充足」へ踏み出している。ほどほどの自利と大いなる利他。NPO等ボランタリーエコノミーやエコファンド等社会的責任投資は資本主義が自壊せず発展する鍵を握っているのではないか。 この先の発展は数字上の経済成長にあるのではない。量ではなく質、如何に満ち足りた人生を送れるかにある。「生の充足感」即ち「感動」。今世紀を生き抜ける寿命は持ち合わせないが、是非我等が子孫に確認して貰いたい。経済は人が作るものだが、その人を作るのは文化芸術である。どらえもんのタイムマシーンに乗って100年後の人に問いたいものである。
安寄りしても何とか戻さんか?期待もあったNASDAQ、ハイテク業績不安再燃に加え抜き打ち利下げが早々にあった1月の米PPI(卸売物価指数)と住宅着工件数が予想外の上昇で緊急利下げ観測後退、更に追い討ちをかけた「米英軍、イラク・バクダッド近郊を空爆」で全く戻れず先の2388pに迫る2397pまで。大統領選前後で景気も様替り、自信を喪失しつつある米国民に就任早々のブッシュ氏が「我々には力がある」の示威行動、“湾岸のブッシュ”Jr.の面目躍如か。既にイスラエルでは右派シャロン首相誕生でキナ臭くなっていたが。対中対露でも強硬な姿勢が滲み出ているが、とりわけ新世紀は覇権を賭けた米中激突がメインシナリオとなりそうで、のほほんともしていられない・・・はずが何処か国の体たらくと言ったら。 休日の新聞の大見出しは「森首相、3月退陣論加速」「原潜急浮上は乗船民間人への披露目的」「KSD疑惑、額賀氏政倫審へ、村上氏受託収賄の疑い」「古川判事」「ルーシーさん事件」「守容疑者の筋弛緩剤点滴」「W杯チケット申し込み書争奪」「SEC、EB損失について証券40社一斉調査」・・・。あまりに内向きというか、奇奇怪怪な事件ばかりというか、日本の内部崩壊というか立ち枯れ。内紛(小市民的内輪もめ&責任転嫁)も犯罪も「持ち場立場をきちんと守る」当たり前の喪失が情けない。政局などは志の無い政治屋が金塗れの活私滅公と狭い特殊な世界でのなわばり争い、芸能スキャンダルネタ以下に露悪趣味低俗化。私なんぞも「不正・卑怯・臆病は人間として最低、恥を知れ!」と体罰で仕込まれた最後の世代なんでしょうけど、この恥知らずなヘンテコ過ぎる社会には言い様の無い不気味さを感じます。「自分さえ良けりゃエエんちゃうねん」ちょっと前なら子供でもこう言ってたはず、範を示すべき大人が何やっとんねん。人の道を説こうとした本人が問われているのは象徴的。 日経平均の先週のザラバ安値は12966円、98年安値12787円(10/9ザラバ。引値では12879円)接近で「バブル崩壊後の安値!」が喧伝され危機感が増幅されることはほぼ間違いないが、前回の安値ったって30銘柄入替前であまり意味が無い。尤もTOPIXは現在1248pだが、98年安値974p(10/15ザラバ。引値では980p)からはかなり余裕。CME日経平均先物は13030円(大証比▲150円)。底値模索、反転のポイント探り。
NASDAQは続伸、シエナ好決算でオプティカルに見直し、エエ感じて帰って来たのだが・・・引け後ノーテル・HP・デルの決算悪発表(覚悟してたんとちゃうの?)でGLOBEXで夜間急落、は〜あ。強含んでは叩かれの繰り返しは「もう織り込んでたんとちゃうの?」「まだまだ」、どーにも波に乗れません。東京市場も売り込まれ値嵩ハイテクのリバウンドにホッとした途端、古河電・板硝子・住友電などに外資の売り浴びせ、今晩のNAS急落の先回りですか。日経平均は小甘い程度の水準でずっと膠着状態だったが、大引けにかけてNAS警戒の手仕舞い・週末ポジション整理が加速、最悪の引け味。来週もう一度13000円割れを試すか。そうなるとまた13000円未満の水準にあるリンク債3100億円?が呼び水になる心配・・・とりあえず12750-850円辺りの700億円がターゲットか(というのは本来オカシな常識だが)。週初は米国市場休場、月火が正念場になりそう。 EB(他社株転換債)ノックイン商いでSECがUBSWとコメルツのトレーダーを株価操作の疑いで首相・金融庁に措置勧告と。何で「会社絡みではない」としたのかやや理解に苦しむ。同様に日経平均リンク債に絡んだ12/21のザラバ732円安や2/8のザラバ400円安も問題だろう。もっと言えば昨年日経平均採用の30銘柄入替に伴う商いが4/21の大引けにかけてあったが、あれなども「顧客の損が業者の利益」になる典型であって。証取法には相場操縦の禁止を謳い、自己計算取引や過当数量取引の制限を規定してあるが、実際はかなり「何でもあり」になってしまっているのではないか。相場操縦的行為による損害賠償は「知ってから1年」又は「当該行為があってから3年」が時効期限とか、インデックスファンドを運用する投信がブローカーを訴えるなんてこともあって然るべきだと思うが。公正な株価・公正な市場を守る為に業者の責任は損益以前に重いし、不正を取り締るSECや監督する金融庁の役割も大きい。バブル崩壊後、損失補填も総会屋への利益供与も飛ばしも明るみに出たこの業界、この上更に市場不信でそっぽを向かれても自業自得だろうが、それでは国民経済上哀しいくらいの重大な損失となる。万が一にもイカサマ博打が横行するような処が国民金融資産運用の場であって良いはずがない。死に物狂いで守るべきは株価水準ではなく、市場の正義とか公正といったものである。
NASDAQは2388pまで売り込まれての反騰2491p、半導体・PC・ソフトなどに買い直しの動き、どうやら踏み外さずに済んだ感。AMATの決算もあったが「半導体市況は在庫調整が急速に進んで底入れ早まる」との見方も浮上。東京も売り込まれのキツかったローム・村田・京セラ・ディスコなど半導体・電子部品関連の値嵩ハイテクがリバウンド。ゴルフ会員権問題?も出て来て森退陣への期待もジンワリあったが、持ち合い解消の戻り待ちの売りも垂れ込めて全般上値追いには至らず、買い一巡後は膠着相場に。業績下方修正懸念や持ち合い解消売りの地雷を避ける形でNKK・ANA・日商岩井など中低位株や店頭・ベンチャー市場の中小型物色が盛ん。クリードやインターアクションのIPO人気が波及してマザーズやナスダックJはS高続出のフィーバーぶり。東証1部値上り値下がりは810対489。 インデックスのもたつきはまあ想定通りだが、ズルズル底を割り込んで行く感じでは最早なく。結構物色意欲もあって徐々に底離れへの期待が高まるか。有線ブロードNWのブロードバンド事業「100Mbps月4900円」の衝撃はNTTを直撃、ドコモも新株受渡し前で動けずといった事情がインデックスの足を引っ張るのは仕方ない。思えばもう2月も半ば、相当覚悟はして来たがどうにか虎口を脱しつつあるのではなかろうか。トレンドが1→2株分割へ。
NASDAQ安からのハイテク業績不安は東京市場でも逆らい難く、朝から軟調な推移だったが、10時半頃「公明党幹部、森退陣が望ましい」が伝わって260円幅の急騰。尤も後場には「そう簡単にいくものかは」で再びジリ安、結局前日比変わらずといった辺り。値嵩ハイテクには依然投げが続く中、中低位物色で幕間繋ぎがせいぜい。東証1部値上り値下がり780対491。 高度消費社会において可処分所得の半分以上は既に「生存する為」以外の選択消費に当てられており、目下の消費不振は言わば「政権リコール」としての消費控えと指摘されて久しいが、高度情報化社会における株安もまた同じではないか。前場の急騰に「森退陣催促相場」の趣きが垣間見れた。市場で言われているのが「森退陣で1000円高、速水・宮澤辞任で1000円高。これが究極の株価対策」(^_^;)。村山トミーは阪神大震災の初動に遅れたことを恥じたのか、直ぐ辞任した。今回の実習船沈没事故には「民間人が舵を握っていた?」などが飛び出す始末に国民感情が逆撫でされつつあるが、その都度思い起こされるのは「グリーンビルが追突撃沈させたことを聞いてもグリーンヒルでゴルフに興じていた誰か」のこと。前大統領の不倫ビルの一件はお笑いだったが、こちらはあまりに居たたまれない思いがするのは間違いなのだろうか。
マル公引き下げの意外感は寄り付きだけ、結局先週末のリークで駆け上がった引け前30分の200円分が剥落。「0.15%下げてどうなる?不良銀行の資金取り支援くらいでしょ」早くも冷めた評価に落ち着いたか。休み中のNASDAQも安く、IT絡みの業績不安は変わらない(今週ウォーニング銘柄HP・デル・AMATなどの決算発表に一段の悪化の有無を探る)、「二番底か踏み外すか」の局面にグリーンスパン議会証言待ち、週末のG7控え。全般はやはり動きが鈍いと見た目先資金は「持ち合い解消に関わりのない」無配ボロ株など低位株に集中。セレーラのゲノムデータ公開で洋紡・持田・医学生物などゲノム関連、昭和電工・日酸素といった化合物半導体絡みの材料株も人気。東証1部値上り値下がりは705対562。小型株物色は手を代え品を換え、トヨタ・野村・ソニーの踏ん張りにも希望。 「あと一ホール!」と言ったのか言わなかったのか知らないが、信に拠って立つ最高権力者(支持率15%じゃ仕方ないか)にしてこの誤解の恐れなさはちょっとどうかしてるのでは。早くもフェイドアウトしつつあるが株価対策に誰も買わない金庫株なんて言葉遊びに近い。「2月は逃げた3月去った」で年度末ドサクサ乗り切りを狙い、「問題なのは9月期からさ」あからさまに先送りに居直られては。隙だらけ、頭隠して何とやら。バレンタインの「好き」だらけなら幸せな光景だけど。
NASDAQは昨日の下ヒゲを包み下げ弱基調。オプションSQは売り長予想が一転買い長でヤレヤレ。「相場は上下どっち向いてるんや〜?」なんて言ってる内にリバウンド開始。東芝→松通→TDKとハイテク業績不安もほぼピーク(既に十分下げている)、売リ込まれて切返す展開に「安値もエエ加減にせんかい!」の声を聞いたような。突っ込み警戒感・下げ過ぎ感から相場が締まる理想的な反転に相場の自律性を再確認したかの様子。アドバンテスト・東エレク・京セラなども高い。この日の日銀金融政策決定会合については「期待して待ってて下さい」日銀幹部のコメントも伝わり「ひょっとしたら!」の期待感もあったが、3連休控えの週末モードは先物で13300円内外のもみ合い推移、案外ダレんなあと言っていたら14時半頃TBSのHPが「公定歩合0.125%引き下げ」を伝え、真偽の程の分からぬ内から先物主導で一段高。(こういうリークの仕方は「噂で買いニュースで売る」株式相場には好都合だが、大問題である。)金利敏感の銀行・証券株や低位大型株が買われた。東証1部値上り値下がりは893対357。店頭/小型株も堅調。 「NASDAQがズルっと行きかねない局面だけに、マル公引き下げがどれだけ株価浮揚に効くんかいな。メンツに囚われる日銀がG7土産に英国に追随しただけのポーズ。銀行の資金融通には多少メリットはあっても、景気浮揚効果は皆無。スケープゴートにされるのを逃げただけ。意固地な日銀が一歩踏み出したことをそう評価出来るものかは」というのが第一印象だったが。正式には0.15%引き下げとロンバード型への移行(短期金利のシーリング性)が発表された。確かに意外感はあった、が、決定打な訳がない。3K泥沼国会も株価対策も期待は出来ないし、NASDAQの不調も気懸りだ。株価的には底値圏で短期警戒長期楽観だが、売られ過ぎたハイテクや人気の盛り上がる小型株にチャンスを見出すことに変化なし。4月入り以降辺りからは信用買い残整理の著しい低位大型株にも動きがと見立てるが。 いつの時代もどんな不況下でも成長産業はあり成長企業が存在する。消費がこれだけ冷え込んでもヴィトンは史上空前を売上げ、高級車シーマは受注好調、ユニクロはかつてダイエーがそうであったように既存市場のシェアを食いまくる。ITバブルは弾けてもIT革命は止まらない。有り余るお金は非常に臆病でバリュー株とグロース株を行きつ戻りつしながらも趨勢的には結局「伸びる産業伸びる企業」に集中しプレミアム付けて行くのが資本主義の宿命ではなかろうか。ネットベンチャーに懲りた資金は「もう少し中身がありそう」との理由でハイテクやバイオのベンチャーに同じ夢を求めつつある様子だが、バリュエーションの常識が定着しなければまた唯のマネーゲームで終わってしまうだろう。この辺、「目利き」専門家の真っ当なナビゲートが欠かせないのだが。それも市場のインフラの一部である。株価が動き出してから分割・ファイナンス・業績修正等を含めサプライズニュースが伝えられることが多く、情報漏洩・インサイダー取引の疑いがあるのも問題だ。不正を卑怯を許さないというのも市場インフラの健全運営上欠かせない事項である。大蔵高官の息子が金融機関勤務とか、インサイダー情報を得られる立場にある者の株取引とかの規制強化は言うまでもない。
シスコショックのNASDAQは▲109pまであって▲56p、どうにか踏み止まった感じはあるが予断を許さず。朝イチの7-9月GDP成長率確報は速報の△0.2%から▲0.6%と大幅下方修正、3四半期ぶりのマイナス成長。景気後退への懸念に加え「松通ショック」でハイテク業績不安が加速、東京市場はつるべ落し。松通が大量の売り物だったため、京セラ・村田・TDK・ローム等を代用に或は下方修正不安から売る動きが顕在化、値嵩がコケればインデックスはヘロヘロ。日経平均13100円を割り込んだ辺りからまたしてもリンク債をノックインさせに行く売り仕掛けがあって(12/21程ヒドくはなかったが)下げ加速、見切売りの嵩んだ後場寄りすぐに13000円割れ、安値は12966円(▲400円)まで入った。そこからは下げ渋り小戻す。ハイテク・通信・銀行株が安い。東証1部値上り値下がり349対886。連騰を続けた店頭市場も1部市場の崩落を見てさすがに利益確定の動き。それでも出遅れ物色で16銘柄がS高。 一旦は下値を見た気はするが、引け後TDKや日電産が下方修正。「せーのーで!」で各社が下方修正を一斉に出せばドーンと売られてドーンと返って来るのだろうが、毎日チョロチョロと出されるから敵わない。これに加えアナリスト連中の「今更ながら」の格下げ連発にも閉口。明日の株価対策も日銀金融政策も最早サプライズはなく、後は売りが嵩んだところでの反転を待つくらいか。1月の外人買い越しは9000億円にのぼるとか、ワザワザ安い処で売ってあげてるお人好しは誰?京セラの連結PER17.5倍は下方修正がないとすれば良い買い物、トヨタは自社株買い&米国新工場の余裕、NECにWDM光ネットワークの巨大市場が待つ。終わった数字に狼狽売りが出て不当な株価が付く局面なら、是非将来性を見据えてのバーゲンハントを考えたい。
日経平均やTOPIXではいい加減テクニカルリバウンドが期待される局面だが(ドコモの値決め期間に98年は底入れした再現願望もある(^_^;))、外部環境は厳しい。若築贈賄事件で「亀井氏にも」、日銀「株価上げ政策拒否」、国会紛糾で株価対策どころじゃない?、日経には改めて「IT関連、業績に減速感」・・・朝刊読んでグッタリ。更にシスコが決算悪で夜間売られGLOBEX安。 いつものように値嵩ハイテクは売り先行で始まるも、NTT3社やソニーのリバウンドがインデックスを押し上げ、案外底固い印象。「いくらかは打たれ強さも出て来たか?」で後場には若干押し目買いも流入、日経平均は5日ぶり反発。「ソニー、世界最大13インチフルカラー有機ELディスプレー開発」やNTT株売出しの延期もザラバ伝わる。東証1部値上り値下がり650対560。尤も小型株フィーバーは別世界の如く続いており、投資家はリスクの取り甲斐のある処で勝負!の構え。物色意欲は旺盛で出遅れ循環物色が広がっており、これはやはりタイムラグをおいても東証1部などへも伝播しよう。店頭平均は7連騰、S高31銘柄。 引け後、東芝に続いてケータイの雄・松下通信が下方修正。たとい知ったら終いとしても、通過儀礼的に確認せねばの手控えは致し方ないか。ハイテクの一気のリカバリが難しいなら戻りも緩慢なべ底的か。店頭・ベンチャー市場或はIPO株から広がる小型株物色の広がりが当面のキー。1部でもUSS・大東建・コーセー・大塚商・メイテックといった割安株が高くなっており、そうした流れに注目したい。今日NET&COM21スタート。
NASDAQは踏み止まった感じだがシスコ決算控えの薄商い、半導体出荷の急減速も嫌〜な影。これに追い討ちを掛ける「東芝下方修正」報道、12/19のディスコの下方修正以来やっと嫌な数字が出だしたことへの警戒感強まる。東芝ショックと114円台の円高でハイテクが更に売られ、日経平均は4日続落。尤も東芝自身は29円安といった程度、TDK・京セラ・村田など先回りして下げているものも多く、「下方修正出ても大半織り込み済み」とも。週末9日の与党株価対策や日銀金融政策決定会合への期待はかすかに残っているが、先の安値を覗く処まで来て緊張が走る。週末はSQでもあり、なかなかに厳しい週、明日が山場か。この水準はやはり銀行勢にとってもキツイようで苦し紛れの益出し?(時間差クロス取引1000億円規模?)の動きもあったか。東証1部値上り値下がり446対773。 と言っても、今動いている投資家の目は熱気に溢れた店頭や小型株に向いておりそれほど深刻ムード一色って訳でもない。「98年11月の再現やな」ってコンセンサス。この日はソフトバンクも反発したことで小型株とこれの行き来が相乗効果を生んだ感じ。店頭平均は6連騰、出遅れ割安株物色がかなり広がって来た。今週一杯は持ちそうか?小型株物色が好循環な間に日経平均が反転出来れば乗り切れるのだが。
先週末のNASDAQ・NYダウは景気の急減速と業績不安感がどうにも・・・といった感じの大幅安。東京もハイテクの業績不安が伝播、「株価対策」で辛抱して来た向きからも見切売り。トヨタ株のインサイダー疑惑とか、金融当局の安全宣言には重大な欠陥とか、国会の代表質問は案の定KSD・機密費オンリーで聞えて来るのはロクなもんじゃなく・・・意気消沈(ついでにTOPIX先物も半日システムダウン)。緊張感が戻りを生んだのにまた油断し過ぎ賽の河原。目先筋は小型株シフトしてるし、またぞろいつかの買い手不在の東京市場に逆戻り。「2月はキツイと覚悟しとったけど、早速かいな・・・」「これで『節分天井彼岸底』なの?」市場人の声は力無く。東証1部値上り値下がり307対968。 店頭市場は朝安から確り切り返す展開。地味〜なIPO株も新高値に続々と割安株物色にかなりの熱気が。店頭平均は5連騰で一時11/20以来の1400円回復。キャッシュポジションの高かった店頭/小型株ファンドが組入れを急いでいる面もあるが、やや乱暴な食い散らかしもあって。唯、沈滞相場は「ルーキーから、高成長小型株を突破口に」という着眼は間違ってないと思う。目先筋に投げさせながら出来るだけゆっくりと。ドコモはこの日206.6万円で値決め、一山越えかかっていることにも留意。
主力株を中心に持ち合い解消に押される展開で全般は軟調。下方修正懸念や円高から値嵩ハイテクが売られ、ドコモ値決め接近でNTT3社が安く、ソフトバンクにも買い疲れ。目先の動ける資金は一気に小型株シフト、好業績の伝わったゴールドクレストがS高の他ファンケル・マツキヨ・キリンビバ・パーク・ドンキ・小林製薬・サニックス・スミダなどが高い。店頭は更に輪をかけて、30銘柄がS高するなどかなりフィーバー、「やっぱ、この線でしょ?」って感じか。東証1部値上り値下がり542対695。
米FOMC利下げは予想通り0.5%で材料出尽くし、ハイテク株に利益確定の動きでNASDAQ反落。まあ、0.75%を期待した分だけ剥げ落ちた格好か。東京も同様の動きから反落、株価対策自民原案も目新しさナシ。日経平均は176円安まであったが、いつものように引けにかけて戻り足。東証1部値上り値下がり615対644。 さて2月相場入り。今下期の株価軟調でずっと持ち合い解消売りの遅れている銀行勢がさすがに売って来るだろうとの観測が強いことから、戻っても叩かれ戻っても叩かれというような一進一退が先ず前提。それを突き破って行くには「いつまでも安く買えない!」というような焦りが必要で、弾みがつかないと。ここ「インデックスとは戦えまへん」という訳で小型株への選好がクッキリ鮮明に。まずはIPO株からということで店頭・ナスダックJ・マザーズが賑わっているが、既存のものへも「高成長割安株」の出遅れ修正が広がりつつある。この日はマツキヨ・ファンケル・コジマ・良品計画・ヤマダ電・ワタミ・ラウンドワン・Fリテイ・パーク・ドンキホーテなど「99年型高成長小型株ファンド」の消費関連が修正高。これなどは98年11月のイメージでなかろうか?(店頭平均は98年11月に10連騰、99年1月に10連騰、2月に13連騰、3月に16連騰を記録)。一気にイケイケになっては腰折れも早いので、ジックリ個別の成長性を再吟味してジリジリ上げて行ければ楽しみ。あの頃のように「インデックス見てても儲かりまへんで」「不景気の所為にしない成長企業を高評価」って言えれば良いが。経済活動の「エエ処探し」は有機EL・マイクロガスタービン・ゲノム・燃料電池などにその萌芽が。決して悲観ばかりではないし、「チャンスは貯金できない」そうな。 全面広告も出ていたが今日から店頭市場は潟Wャスダック。「店頭登録」も「店頭上場」と言い換えるようで。 |
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