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01/8/31(金) 途転
日経平均 10713 -224 7.09億株
店頭平均 1157 -10 1491万株

危惧されたNYはNASDAQ1791p(▲51p)NYダウ9919ドル(▲171ドル)と4日続落。ECBが利下げした欧州も下落で世界同時株安歴然。CME日経平均先物は10725円(大証比▲155円)で逆らえず、東京市場も改めて緊急避難の見切り売りから諸株売り一色のスタート、ミニセリングクライマックス到来。先物は10680円(▲200円)で寄って一転切り返しの動きに、インデックスゲームを交え10860円(▲20円)まで戻し底入れムードも漂ったが・・・早くも後場ヘコたれる。先物買いが続かず、14時過ぎ日立の赤字転落が伝わると売り直し、結局「行って来い」で底入れ失敗。118円半ばまでつっかけた円高や「工程表・雇用対策は9/25」も嫌気。ザラバの安値は日経平均10684円(▲254円)TOPIX1094p(▲19p)まで。東証1部値上がり値下がり303対1084。

「IMFが金融審査」に「外圧で不良債権処理が進むのでは?」と好感する向きもあったようだが、「日本の金融審査はアテにならない」「オマエ達は何も出来ない」と突き付けられた屈辱的なもの、IMF管理下で再生進む韓国みたくなれと?柳沢大臣が英米に釈明に回るようだが・・・。3月底入れ時には「日本発の金融不安説」まで行ったが、再びそんな風。「不良債権処理の前進」に納得が得られるのかどうか。TOPIX1000pレベル(日経平均換算で9700‐1万円)は最後の砦。接近で高まる緊張感が政策を催促すると信じたい。テクニカル的にはいつでもリバウンドに入れる状況だが、みんなが口にしだした「1万円割れ」に暗示かけられ吸い寄せられるか。世界同時株安とも相談だが、弱気材料は概ね揃った観もある。来週は途転買いを狙いたい。バーゲンハンターと共に。


01/8/30(木) もう一息?
日経平均 10938 -41 7.56億株
店頭平均 1167 -12 1139万株

米4-6月GDP成長率改定値は0.7→0.2%と予想されていた0%を上回ったのだが、先行きへの自信喪失の折だけにネガティブにしか捉えられなかった。NASDAQは1843p(▲21p)NYダウは10090ドル(▲131ドル)と3日続落、NYダウ・SP500共戻り後の安値を更新。ジュニパーをMLが下方修正、AMDは弱気見通しアナウンス、引け後コーニングがウォーニング、サンも弱気見通し・・・ハイテク不振拭えず(最近では「もうはまだなり」から「もうは懲り懲り」と言うらしい)。CME日経平均先物は10955円(大証比▲35円)。東京市場は昨日の11000円割れとNY安から内需株を中心に見切売りが広がって一段安。昨日「7年もかかるのか」と嫌気された銀行株、今日は「04年09月株式保有制限で10兆円売り圧迫」で再び売られる。日経平均は10807円(▲172円)まで、TOPIXは1102pまであって安値更新。後場からは火曜日の様に先物主導で切り返し、裁定買いで値嵩ハイテクをカチ上げるいつものインデックスゲーム。ディーラーの好きなタクリ足、買い持ちにした分が明日はけるのか?東証1部値上がり値下がり425対885。

ドーンと売られ「コツン!」と撥ね返って来るような底入れを期待しているのだが、さんざん売られたハイテクはもう投げる玉も枯れたのか、大して売られなくなった。ということはインデックスもそう下値は無いことになる。もう一息?「リバウンド接近」に備えたい訳だが、いつも先物とインデックス買いで姑息に戻す為、「コツン!」の音が聞えない(^_^;)。今晩のECB利下げやNYダウの1万ドル割れの有無、為替はどうか、不確定要因は相変わらず。下方修正だってゾロゾロ、アルプスは売られたが、エイベックスは分割発表で急騰!下方修正でS安の目まぐるしさ。7月の鉱工業生産は5ヶ月連続の悪化。無策のまま放置するのもいい加減にしないと。もともとピースの揃わんジクソーを並べているような気にもなる。


01/8/29(水) トリガー?
日経平均 10979 -209 6.48億株
店頭平均 1180 -7 1036万株

NASDAQは1864p(▲47p)NYダウは10222ドル(▲160ドル)と急落、先週末の上げ分をほぼ帳消しに。8月消費者信頼感指数の悪化が景気・業績先行き不透明感を呼び覚ます。CME日経平均先物も11100円(大証比▲120円)と売られる。東京市場も米株安と「7年で不良債権半減」金融担当相見通しを「2‐3年でカタつけるんやなかったの?」と嫌気、再び見切り売りから。ハイテク・銀行株が売られ、都市再生関連も処分売りとなり、物色は正に手詰まった。日経平均は11000円攻防で14時過ぎに割れ、「10964円のリンク債」を巡り思惑錯綜。新規の買いはほとんどなく、処分売りだけ。相変わらずのインデックスゲーム、目先勢ばかりのババ抜きの様相。東証1部値上がり値下がり313対1019。11000円割れは84年10月以来だそうだが、そんなのは指数の連続性喪失で意味無し。TOPIXは3/15ザラバ安値1125pに肉薄してきたが、92年以降概ね1350p±400pの保ち合い、下限を踏み破るのか否かが重要。

不良債権処理もそうだが、30兆円枠の自縄自縛か不毛の公約論争が始まりそうだし、頭の良い人が考えた「5兆削って、2兆重点分野へ、3兆補正」ってまるで朝三暮四、景気対策ではなく唯のヤリクリ。小泉構造改革はちんたらソフトに議論ばかり、下手すりゃ「何をやっても好感されない」ドツボに嵌るかも。市場は今、企業業績・米国経済・構造改革の3つの失望で総すくみ、9月危機どうにでもしての状態。妙に支えられてた11000円を割ったことで「1万円割れも」の声が大きくなった。先送りされて来た「投げ」や「買い」を急かせることで、少しはダイナミズムが出て来るのではないか?総投げが出れば底打ち、それだけが救い。需給の悪い処へIPOラッシュ(6月14社、7月18社、8月19社、9月23社)は続き、上場企業の粗製濫造?も懸念。多過ぎてアフターフォロー出来ず、出しっぱなしで公募価格から5割下落(SBフロンティア証券・カシオマイクロ)3割下落(PSS・santec・CSKネット・タイムシェア)とヘロヘロ。成長企業も多いのだが投資家の少なさ認知されなさが・・・どうにも。


01/8/28(火) おっとっと
日経平均 11189 -85 6.94億株
店頭平均 1188 -7 1190万株

NY株は小反落、NASDAQ1912p(▲4p)NYダウ10382ドル(▲40ドル)。CME日経平均先物は11210円(大証比▲30円)。東京市場も手掛かり難の中、早くも戻り売りに押される展開、前場のうちに日経平均は力無く11049円(▲226円)と最安値更新。後場は先週金曜日の如く時折入る先物大口買いで戻す。商いは低調、閑散の中、目立つのはインデックスゲーム(裁定・プログラム買い)ばかりで中身の無さはどうしようもない。日経平均リンク債のノックインがまた変な注目を集め、「11027円に78億円、10964円に150億円、10448円に59億円、10275円に110億円」などと語られる。個別の相場勘なんてそっちのけで、値嵩ハイテクをはじめ「先物が上がれば買われ、下がれば売られる」テクニカルだけの血の通わなさ。またしても11000円攻防を妙に守って「投げてスッキリ」のアク抜けは先送り。東証1部値上がり値下がり638対677。

9月中間決算も近付いて、藤沢薬やデンソーの大型売出しに「需給悪」は否定しがたく、この水準でも持ち合い解消売りは着々。銀行株への買戻しは続いているが、都市再生関連の先駆株や中低位株には利益確定売り、この日は「都市再生プロジェクト第2次案」からゼネコン・道路株が人気。国債発行枠30兆円を超える超えないでまだ靖国みたくなるのか?薄氷踏み踏みの危うさ続く。異物を吐き出させる苦団子(泥ダンゴ)が要るなあ。


01/8/27(月) 尻すぼみ
日経平均 11275 +108 6.95億株
店頭平均 1196 +4 1085万株

シスコ効果(「安定化しつつある兆し」)でNASDAQ急反発1916p(△73p)NYダウ10423ドル(△194ドル)。あちらも東京同様軟弱相場続き、ショート筋が一気に利食いのカバーを入れたらこんなものというような上げだったか。CME日経平均先物も11330円(大証比△150円)までカチ上げられ、東京市場も売り込まれ先物・IT関連など買い戻し先行、先物は11360円の寄り付き。現物指数でも11366円(△200円)まであったが、ショート筋が高寄りさせた後の追随買いは乏しくやがて頭打ち。後場から失速、上げ幅を縮小。日立・東芝の大リストラ観測も流れ(日立は否定)、シスコに続け!ムードもあったのだが、これまで「悪材料出尽くし」と信じて買ってその都度やられたハイテク株への信頼度は低く(^_^;)、下方修正がまだゾロゾロ出て来てる処でもあって。また先週末上げ過ぎたNASの急反落への警戒感もある。東証1部値上がり値下がり816対480。

政治日程も夏休み明け、31日来年度予算の概算要求締め切り・9月3日特殊法人改革をめぐる各省庁案提出・7日の改革工程表&4-6月GDPというスケジュール。超大型補正(亀井氏)の話も出て来たし、廃止or民営化にも全省庁ゼロ回答でイチイチ紛糾は必至。ただでさえ掛け声ばかりで一向に進まぬ構造改革、ここで市場に進展を見せんとカオナシみたいに暴れるで。


01/8/24(金) 迷走続く
日経平均 11166 +39 6.92億株
店頭平均 1191 -7 1293万株

NASDAQは1842p(▲17p)だったが、引け後シスコがリストラ発表&「業績は計画通り」コメントでGLOBEX高。CME日経平均は11070円(大証比▲50円)だったが、GLOBEX高を好感し先物は買い気配スタート、11240円(△120円)の寄り付き。ハイテクも下方修正発表の村田製が朝イチから買い物を集めたことからヤレヤレのリバウンドムード。先物は高寄り後ジワジワへこたれてやがてマイナスゾーン、11070円(▲50円)まであって昨日の安値ツラ、現物指数は安値更新の11075円まで。後場から先物に押し上げ的な買い(ヘッジファンド?公的?)が何度か入り、合わせて裁定買いが値嵩ハイテクを押し上げ、どうにかプラスの引け。結局は前日終値をはさんだもみあいだったが。率直なところ「中途半端に支えるからなかなか弱気が出尽くさんやないか・・・」東証1部値上がり値下がり571対706。

村田製に勇気付けられ京セラも日電産もプラス。織り込めたのかどうかは別にして発表がショートカバーの格好のきっかけ、インデックス買いも上げを増幅。継続性はNAS絡みもあり留意したい。この日もゾロゾロ下方修正発表、オプティカルで旭硝子・板硝子・トーキン・ミヤチテク、ハイテク系で三協精・太陽インキ、ITベンダーでダイワボ情報・都築電産、小売外食でメガネトップ・リンガハットなどなど。下方修正はメジャーな処からだんだんマイナーなところへ広がって行くのは確実、個別ではショック安も。全般は安値攻防しながらリバウンドのきっかけ探し。夏休み明けの小泉構造改革も始動、期待と失望が入り混じりそう。公明党が5‐6兆円の補正が必要と、守旧派の巻き返しも急とか。総論賛成各論反対のドタバタで「どこへ向かっているのか」が分からなくなるのが一番恐い。


01/8/23(木) 迷走
日経平均 11126 -269 9.06億株
店頭平均 1199 -11 1884万株

市場の期待通りNY株は利下げ発表後の下げの半分以上をリカバリ、NASDAQ1860p(△28p)NYダウ10276ドル(△102ドル)、ついでにCME日経平均先物は11490円(△90円)。NAS高を追い風にリバウンド継続とみられたのは寄り前だけ、そこら中買い長だったのに寄り直前売りが出てシュン。意図せざる小甘い推移となって前引け直前、ストップロスの売り?売り仕掛?から突如急落。加藤紘一「日経平均11000円割れもあり得る」なんて昼休み流れてたが・・・。後場、半分くらい戻す局面もあったのだが、14時半「京セラ、引け後業績修正へ」で再びシュン、8/10のような引け方。11104円(▲292円)まであって年初来安値更新。東証1部値上がり値下がり558対755。

昨日の戻しも今日の下げも全く呆気なく、インデックスが一方通行でブレるのをどうにもし難い参加者の厚みの無さが命取り。さかんに「業績悪は織り込み済み」聞かれる割に一向に実需の買いの入らないハイテク、ちょっとのインデックス売り買いだけで値付きは大きくブレる壊れ加減。外人・機関投資家共「ハイテク売り内需買い」のリバランスに熱中する為、インデックス押し下げ圧力は強い。インデックスに振り回されるだけの中身の無さは深刻とも危機的とも。ハイテクのみならず通信・サービス(ソフト)あたりも壊れたような下げ、IT主力株やソフトバンクグループの弱さが目立つ。引け後、京セラ・村田・日電産グループ・富士機製・東芝機・シチズン・ソフマップと下方修正のオンパレード。「また、儲け方を忘れたの?」というくらい深刻なミクロ、失業率は5%乗せ、工程表が出てくればなんて甘っちょろいんちゃいます?今言われてるような小泉メニューを全部こなしてもデフレ・不景気止まらず結局補正補正に追いまくられる可能性も。


01/8/22(水) リバウンド
日経平均 11396 +116 8.46億株
店頭平均 1211 -6 1588万株

やはり月火は薄氷を踏むような展開だった様子。昨晩は米FOMCで0.25%利下げが発表されて材料出尽くしからNY株は急落、NASDAQ1831p(▲50p)NYダウ10174ドル(▲145ドル)、ついでにCME日経平均先物は11170円(大証比▲140円)。この処の米利下げは「当日下げ(出尽くし)翌日上げ(再評価)」がジンクスとなっておりそれ程の悲壮感は無かったが、東京も昨日後場からの切り返しの後だけに売り直しから。朝安ながら昨日の安値を割らずに切り返しに転じた辺りから公的のPLOとおぼしき先物買いが押し上げ介入(公的ではなく企業年金とする説明も多いが)、「日米協調金融緩和(利下げ)で11000円死守!」を演出したいとの意気込みが伝わりショートカバーが広がり、裁定買いも立て続け。11202円(▲78円)から後場寄り後には11504円(△224円)までの大切り返し。官製なのかどうかは分からないが、相変わらずのインデックスゲーム、売り方が作る相場。後場は先物買い上げなくダレたが、それでも高値圏の引け。東証1部値上がり値下がり691対607。GLOBEXは小高い推移。

不動産・電鉄・倉庫など都市再生関連や鉄鋼・造船など内需中低位はソコソコ確りした展開。銀行株にも買い戻し。京セラの下方修正報道はもはや旧聞それ程響かず、ロームショックは先週初め。今晩のNY株リカバリはいくらか先取りしたが、先物及びハイテク株のリバウンド睨み。リバウンドは一気、止まればユルユルの神経戦。


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筆者
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株向委委員長。証券会社勤務。

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