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02/1/18(金) 迷走
日経平均 10293 +165 6231億円
店頭平均 1176 +5 312億円

NY株は急反発、NASDAQ1985p(△41ドル)NYダウ9850ドル(△137ドル)、ついでにCME日経平均先物は10245円(大証比△75円)。前日安くなった処へコンパック・アップル・ヤフー・GEなどの好決算で押し目買いを誘い持ち直す。さすがやなあ・・・も束の間引け後の決算は、先回りして変われたIBMが売上未達・MSFTがEPS予想の下限で売り直しGLOBEXのNAS100先物は▲25p・・・とほほ、どっちやねん!

NY高GLOBEX安の悩ましい朝だったが、外資系動向2100万株買い長や7連敗の後だけに買戻しが勝ってリバウンドしたが、上値を買い上がる動きは無く。日経平均は100円高前後をウロウロするだけだったが、14時半からやおら日興ソロモンの怒涛のTOPIX型買いプロで力任せに100円幅カチ上げ、いかにもTOPIX1000p奪回を狙ったような公的資金の押し上げ、日経平均・TOPIX共引けピン!ところが、現物引け15時に「ダイエー、普通株50%減資」と伝わり先物は大口売りでダレ、先物の引けは日経平均10230円(現物10293円)TOPIX996p(現物1007p)と大幅逆鞘でヘロヘロ(^_^;)。NY株もそうだがこっちもそれ以上の迷走ぶり、目先勢の右往左往そのまんま。東証1部値上がり値下がり1215対171、リバウンドはしたが月曜休場のNY今晩を見極めたい処か。あっちも決算発表で猫の目相場、こっちも来週初のHOYAを皮切りに3Q決算が2月上旬まで(1/21HOYA24アイワ25ソニー29東芝富士通31NEC2/1東エレク5TDK6リコー7日東電)。

とりあえず1-1.1万円のレンジは守られたが予断を許さず。ダイエー再建策も市場人の間では「年度越えだけの為の弥縫策、新年度に仕切り直し必至」がコンセンサス(ダイエー株のここ連騰はネットトレーダー主導・・・減資くらいは覚悟してた筈なのだが・・・どうだろうか)。さあ、ますます混迷を極めるがタフに行こう。


02/1/17(木) 安値攻防
日経平均 10128 -49 5879億円
店頭平均 1170 -6 289億円

NY株はNASDAQ1944p(▲56p)NYダウ9712ドル(▲211ドル)と大幅安、ついでにCME日経平均先物は10115円(大証比▲145円)。ベージュブックが早期景気回復期待を冷やし、インテルショックが半導体設備投資関連などハイテク安へ波及、JPMC決算悪が金融株を押し下げる。しかし、引け後アップル・コンパック・ヤフー・AMD好決算でGLOBEXは△15p。東京市場はGLOBEX高の方を見てハイテクなどリバウンドからだったが、間も無く失速、今度は下値試しへと迷走。日経平均の安値は前引け際10074円(▲103円)までと1万円大台割れチラリ。昼休み公的と見られる買い決めがあったこと、小泉総理の「金融危機断じて起こさせない」講演コメントから戻り歩調へ、TOPIX型の押上げでジリジリ。まあ、若干戻すもインデックスゲームというだけ、買い手不在の中、安値攻防神経戦続く。東証1部値上がり値下がり572対782。日経平均7連敗は2000年8/29-9/7の8連敗以来。

テロ以降4ヶ月上げて来たNY株も調整入り濃厚、NY高の支えを失えば金融不安・信用不安・実体経済悪(業績下方修正もポロポロ出始めている・・・円安メリット株には上ブレ期待も)・3末控えで待った無しの持ち合い解消売り・遅々として進まぬ構造改革と正に向き合うことになる。ダイエー再建策決着も期待されてた抜本策から後退した内容で「時代を回転させる」印象は無い(また先送りではないのか?)。ケイビー(21円)北の家族(65円)が民事再生法申請。


02/1/16(水) ひとまず
日経平均 10177 -30 6416億円
店頭平均 1177 -3 348億円

NY株は12月小売売上もソコソコで反発、NASDAQ2000p(△10p)NYダウ9924ドル(△32ドル)。しかし、引け後インテルの決算はマズマズだったのだが「設備投資▲25%」の方を嫌気してAMATなど半導体製造装置関連が時間外で売られGLOBEXのNAS100先物も▲25pであらら・・・。「TOPIXはバブル後安値更新か」で緊張感高まる朝だったが、ダイエー再建スキームが最終調整段階に入ったことを好感する向きもあって銀行株が続伸、ドコモなど通信株もリバウンド、TOPIXは977pでどうにか踏み止まりヤレヤレ。今晩のNAS安対応で買い難い中、公的押上げ介入的な動きもあってゆるゆる戻り歩調に。結局、TOPIXは987p(△7p)と反発、日経平均先物は10260円と80円のプレミアム。東エレ・アドテストなど半導体製造装置メーカーは売られ、主力ハイテクにも安い物が目立つ。メガチップスは2日S安も3回S安したFリテイは大商いで練れて来た。東証1部値上がり値下がり829対520。

今晩のNAS安を見てもう一度売られるかも知れないが、どうにか目先底打ち出来るのではないか。それも「一先ず」程度だが。政治銘柄ダイエーがどう決着をみるのか(銀行が攻めぎ合い、官庁・代議士が嘴を挟み、メディア&素人衆がああだこうだ、棚晒しでやってるとロクな事がない・・・「そごう・マイカルのようにはしない」そうだが、唯の延命策なら反動も半端じゃなく恐い)、どこも「ウチに入れてくれ」とは言わない公的資金注入は(また一斉注入か?)。夜明け前が行きつ戻りつしては投資家もツライ(^_^;)。米株も2002年下期回復を先取りして持ち直して来たが一服するのかしないのか。


02/1/15(火) 淵を覗く
日経平均 10208 -233 6694億円
店頭平均 1181 -13 251億円

休みの間のNY株は続落、NASDAQが▲24p▲31pで1990p、NYダウが▲80ドル▲96ドルで9891ドルと共に大台割れ。グリーンスパン議長の慎重発言、今週から始まる決算発表で「ホドホドを確認して脚色一杯になるかも・・・」なんて感じか。CME日経平均先物10300円(大証比▲170円)。主要閣僚が連休外遊してる間に加藤氏パージでYKKライン切り崩し、守旧派巻き返し?なんて話も。ホーメストの殖産住が民事再生法(週末30円)、ダイエーには産業再生法?(恐らくあちらのチャプター11のようにコア事業のみ存続させて他は徹底的に切り刻む形になるか。勿論、会社分割とか債権放棄は当然、デッドエクイティスワップ採用?)。暗雲のまま東京市場はオープン、NAS高の支えを失い又円安も一服で値嵩ハイテクは利益確定を急いだら買いが無くて大崩れ、信用不安再燃で低位株にも見切売り。連休ボケもあったろうが、買い気があまりに乏しくちっとも逆らえず。これで日経平均5日続落、TOPIXは980pと底割れ、バブル後最安値98年10月15日ザラバ974p(引けは980p)に肉薄。「方向は下なんは分かってたがちょっと早過ぎる」嘆きの声多し、思いがけず早くも追い込まれたようで・・・。「危機が来なければ何も手を打たない」子供だまし策が反って危機を呼び込んでいるのではないか。東証1部値上がり値下がり298対1072。

梅が早くも開花とか。勇気こそ地の塩なれや梅真白(草田男)


02/1/11(金) 渦中
日経平均 10441 -96 7906億円
店頭平均 1194 +5 365億円

NY株はNASDAQ2047p(△2p)NYダウ10067ドル(▲26ドル)で中立要因、寄り付きSQ算出は松通工買い気配でイレギュラー、終日手掛かり難で軟調。TOPIXは再び1000p割れ。ダイエーを巡る主力行の足並みの乱れや減資説がムードを慎重にさせ、銀行株が続落、UFJがみずほHを初めて下回った。子会社統合正式発表の松下Gは交換比率に合わせて子会社4社がS高、松下株は下落(松通工株はあと1回S高余地)。2日S安のユニクロも8000円割れで完全合致。当然行き場を失った目先資金は新興3市場でドッタンバッタンやるより他無く・・・割高を更に割高に買い小掬いですぐ逃げる回転売買、「根性焼き」というかチキンレース。元国税局長逮捕・加藤紘一氏秘書脱税疑惑なども「あんたら、ホンマになあ・・・」。年末からの4連騰→4連敗でドレッシング分の大方を吐き出した。東証1部値上がり値下がり376対960。

お年玉お屠蘇気分で始まった新年相場も持ち合い解消実弾売りで一気に現実に引き戻された格好。「既に3月危機の渦中に」的に語られ始めているいるが、再び弱気に呑み込まれるのか、抜き差しならない。「ダイエー、新3ヵ年計画は1月末大筋合意、公表は2月中旬」、小売ベンチャーの雄Fリテイに続いて半導体ベンチャーの先輩格メガチップス下方修正。


02/1/10(木) 企業バリュー
日経平均 10538 -125 6993億円
店頭平均 1189 -1 415億円

NY株は日中高かったのだがイラク空爆の噂もあり来週からの3Q決算発表を前に利益確定売りもあり、NASDAQ2044p(▲10p)NYダウ10094ドル(▲56ドル)。東京市場は明日のマイナーSQと明後日からの3連休を前に買い手控えられる中、持ち合いや裁定の解消売りに押される展開。TOPIX先物の9月末レベルに連日大口の売り指値が出ていたこともあって「持ち合い解消待った無し」ムードが僅かな買い手を萎えさせたか。日経平均は10494円(▲169円)まで、TOPIXは1008pまであって下げ渋り。ここ連日裁定大手ドイツがTOPIX型で売っているが(引け際の売り崩しなどやりたい放題、問題ないのか?)明日は日経平均型の売りが出るのでは?との警戒感も強い。東証1部値上がり値下がり262対1120。

仕方のない相場だが物色意欲も無いではない。「12月のPS2販売500万台、上方修正も?(1/25に3Q決算発表)」のソニー、経営改革発表のアルプス・発表控えの松下、DVD&PDP好調で期待されるパイオニアなどが人気。チョロQモータース発表でタカラがS高、ゲーム機好調の恩恵からスクウェア・カプコン高く、家庭用燃料電池の荏原も見直し買い。ソニーがPBR2倍のところから、ブリヂストン・アルプス・松下がPBR1倍のところから出直って来ているのや、大借金即倒産懸念で一時100円割れなど売り込まれた低位株の出直りを教訓にいくらか企業バリュー再評価なんて動きも出て来たか(持ち合い解消売り懸念の強い中、なかなか持続し難い折であるが)。店頭など新興3市場はハチャメチャにやり過ぎた反動もあってやや利食い優勢、ただ出遅れ物色は続く。「エエ処探し」が出来てるうちはそう悲観したもんでもない。これで3日続落、明日SQ通過で一旦落ち着くところか。


02/1/9(水) 迷いあり
日経平均 10663 -31 5864億円
店頭平均 1190 +13 562億円

NY株はNASDAQ2055p(△18p)NYダウ10150ドル(▲46ドル)。東京市場は売り買い共決め手に欠く中模様眺め。動意に乏しい展開で日経平均なんぞは昨日の終値±50円の膠着。「主力4行ダイエー債権放棄3000-4000億円」と伝わったことでダイエーはS高まで買われたが反面銀行株は不透明感から続落、下方修正のFリテイは朝から売り一色でS安売りたい420万株。ハイテクがソコソコ底固く、パイオニア・松下・アルプスに半導体関連が確り。日産が大幅高、低位株もダイエー効果から合同鉄・ケンウッド・兼松・ミノルタなど買戻し続く。ソニーCNがNIFTY買収報道から5日S高。東証1部値上がり値下がり564対772。新興3市場は引き続き目先の資金を集め活況、S高続出、出遅れ物色も広がった。店頭平均は2000年8月以来の8連騰、JASDAQ指数の方はテロ後の戻り高値更新。

うーん、居心地の良いレンジ相場の半ば水準。大型破綻なり公的資金注入なりのビッグサプライズ「転機」待ちの1-3月買い場探し。公的注入だって額面(商法改正でもう無意味になったのではなかったか?)割れするか預金流出が起こるか大型破綻で一気にピンチに追い詰められるとかが無ければ入れ難く、目下は宙ぶらりんで嵐の前の静けさとも。この辺「近付かないとさぶいが近付き過ぎると痛い」ヤマアラシのジレンマ的。「危機待ち」の政策対応は危機を呼び込んで結局対応し切れなくなりがち、どうして危機の芽を予め摘むことを考えないのか。すばしっこい資金は店頭・NJなどで割り切り大車輪大過熱、吹けば飛ぶような小企業がベラボウナ値段で売買される一方で、PBR1割れのまま寂しく放置される実力株も多いのは順張リストばかりの底の浅いマーケット故。


02/1/8(火) クシュン
日経平均 10695 -246 6231億円
店頭平均 1176 +16 547億円

NYは利益確定から反落、NASDAQ2037p(▲22p)NYダウ10197ドル(▲62ドル)。東京市場も米株反落をきっかけに4連騰後の利益確定売り広がりクシュン。参加者に厚みの無いマーケットではちょっとの利食いを受け止められない(^_^;)。昨日の思い掛けない11000円乗せでも達成感?を追認した格好、再度下値を固めて仕切り直しか。東証1部値上がり値下がり194対1205。

連日金融法人と見られる先物大口売りがあり、「やっぱりレンジ相場、動けない」を再認識したのか、目先の動ける資金は新興3市場のIPOものに集中、一気に過熱ムード。店頭平均は7連騰、店頭売買代金は昨年最大だった11/1の530億円を上回る547億円とフィーバー、NJも史上2番目の売買代金172億円。また例によってS高大量買い残しストップ連チャン狙いとでもいうのか「S高しか買わない」乱暴な手合いが続出、値動きにベットする動き強烈。WLW・i-cfが3日連続、グッドウィル・eシステムが2日連続S高、ペイントH・クイック・フルキャスト・YOZAN・レーサムなどの買い残し目立つ。上げるのは良いが一気にリキみ過ぎると後が続かない(^_^;)。一方で市田がS高するなど不倒低位株やアルプス・松下などリストラ期待低PBRのバリュー見直しでリターンリバーサルも。ファーストリテイが「業績下方修正&分割・自社株買い・青果販売進出」発表。


02/1/7(月) 小確り
日経平均 10942 +70 5908億円
店頭平均 1159 +13 263億円

先週末のNYは続伸、NASDAQ2059p(△15p)NYダウ10259ドル(△87ドル)、ついでにCME日経平均先物は10955円(大証比△125円)。昨年末のドレッシングとNAS高のお蔭で年初早々から1‐1.1万円レンジ相場の上限近くにカチ上げられてしまい、「1.1万円を大きく越えてゆくシナリオはまだないのに・・・」面喰っている向きが大半か。誰も付いて来ずに急反落なんてのを危惧しながら・・・案外売りも出ずに朝安から確りジリ高の展開。公的注入を度々強く匂わされて(月内にも3行に首相決断なんて説もあるそうだが)銀行株が、借入れ大即潰すべし的に無茶売られた低位株が買い戻されて落ち着きも。後場からは朝安のハイテクも買い直されてプラス浮上、先物はザラバ11000円乗せまで(12/6以来)。現物指数は高値圏で引けたが、先物は現物引け後10分で目先筋のヘッジ売りやら狼狽売りやらで急落10840円と安値圏の引け(100円逆鞘)、おっかなびっくりぶりを如実に。東証1部値上がり値下がり648対678。

持ち合い解消売りが出たらひとたまりもない・・・多くがそう感じているが故に確りしてたりして(^_^;)。空前のカラ売り残もサポートか。NAS高に合わせてみずほ若林アナ「電機・半導体セクターの足元の回復は強い」コメント、一方ドイチェ佐藤アナ「DRAM価格回復は本物でなく、セクター株価はオーバーバリュー」と見解の激突。正月商戦もまずまず、長い冬休みで帰省客増、PDP好調(冬季五輪&WC控え)と満更でもなく。ダメだダメだムード一色から「強いニッポンを見直せ」的気分が出て来ているなら上々だろう。年を跨いで4連騰、ガンガン上がる感じは全くないが、心配したほど悲惨でもないってところ。


02/1/4(金) お年玉から
日経平均 10871 +328 4403億円
店頭平均 1146 +7 113億円

休みの間のNY株はニューイヤーラリー?の様相で頗る堅調、NASDAQ2044p(12/27比△68p)NYダウ10172ドル(同比△41ドル)、半導体など米ハイテク収益見通しに楽観ムード広がる。ついでにCME日経平均先物10740円(大証比△280円)。東京市場もこれに加え外資系動向が12/6以来の1000万株超買い長で先物と値嵩ハイテクに買い戻し&買い直し殺到、大幅高。大発会・半日立会の金曜日ということもあり売り急ぐ向きもいず、お屠蘇気分のまんま結局引けピン。アドテストの1000円S高をはじめ東エレク・ローム・村田・京セラ・ソニーなど値嵩や東芝・NEC・日立・松下など主力電機が軒並み高、ホンダ・トヨタも高い。評論家筋が口を揃えた「株を枕にするな」が効いたか、持ち越した向きが非常に少なかったからとも言える。当然少数派だった買い持ち組へのお年玉。東証1部値上がり値下がり787対497。

大淘汰元年と噂される新年、滑り出しは意外高から。国際優良銘柄の二極化相場とかNAS次第とかも透けて見える。ピンチの裏にチャンス、チャンスの裏にピンチと目まぐるしく変遷してゆく波乱の幕開けかも。どうぞ今年も悔い無き戦いを共に。


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筆者
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株向委委員長。証券会社勤務。

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