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02/11/29(金) 後詰
日経平均 9215 +38 6995億円
店頭平均 999 +6 108億円

NY株は休場、欧州株は小確り。昨日出来過ぎで9000円台を回復した東京市場、11月末ヘッジファンド決算の特殊要因ちゃうの?そう強気にもなり難く売り買い交錯ながら緊張感は途切れず、公的買い・月末ドレッシング・投信設定・持ち株会の買い期待をベースに先物が真綿で閉め上げる様なジリ高歩調で後場には9300円をマーク、現物指数は9294円(△118円)迄。さすがに引け前30分で失速、現物引け後サウジ・アルワリード王子の「サウジが米国に十分協力的で無いと報じられるとサウジ投資家はパニックを起こし米国市場を撤退しかねないby英タイム誌」で先物9160円。東証1部値上がり値下がり957対419。値嵩ハイテクはもたつくも「10月民生用電器国内出荷、PDP・液晶TV、DVD・カーナビ好調」で出遅れ主力ハイテク&家電が高く、ベンチャーリ・セガ・ワールド・キャッツ・CSKなど崩落銘柄の急戻し目立つ。

結局11月は「5ヶ月連続月足陰線の次は過去5回中4回が陽線」ジンクス通りに、10/10のハイテク底に続く11/19-20の銀行内需底でダブルボトムからのリカバリ鮮やか戻し幅1000円超。ヘッジファンドの決算要因&NY高が大方だったのかも知れないが、金融再生プログラム作業工程表や日銀株買取開始というのもある。一気に9300円と9月月中平均&9末水準に迫っているが、「ニッポンは遂に曲がり角を越えた」先高感は不十分、株が上がると安心して政策の手綱を緩め先送りになる不信感も拭えない。スピード調整は止む無しだが株高を正当化出来る政策が後詰できるか、「相場は噴き値売りから押し目買いに変わった」確認してゆけるかどうか。何か心急く師走、来年の好転(があるならば)を先取り的ムードに乗せられ易いのも心情。中東情勢が撹乱要因。勝手にとろける民主党、政局は新党は。


02/11/28(木) 用意ドン!
日経平均 9176 +300 7073億円
店頭平均 992 +11 101億円

サンクスギビングを前にNY株が急騰、NASDAQ1487p(△43p)NYダウ8931ドル(△255円)CME日経平均先物9055円(大証比△155円)。前日MSがインテル格上げ&引け後サン業績達成可能表明が業績不安を、相次ぐ良い景気指標(前日の7‐9月GDPと11月消費者信頼感指数、この日の11月シカゴ購買部協会景気指数と10月個人消費)が景気不安を遠ざけた格好。ハイテクショートの買戻し急ぎとキャッシュポジションの高いミューチャファンドが買い急ぎ、X'masラリー期待が嫌が上にも高まった。前日「携帯世界販売回復の兆し」と出ていたしX'mas商戦も心配要らないということなら日本の外需株にも恩恵。さて、夜中にCMEで9000円回復までカチ上げられた東京市場、「取るものも取り合えず(NY高に連れなくて何時上がるものか)」買い殺到で用意ドン!作業工程表の中身も伝わって銀行株にも買い安心。前場は9000円飛び台でもみあったが、後場から先物ショートの踏みが入って一段高、11/6の9100円・10/18の9134円を次々と抜き去って9185円(△310円)まで。「明日は公的が買うらしい」で引け後先物がオーバーシュート9220円まで。NY株楽観シナリオで外人買いも戻りつつ(日本株出遅れ歴然)、今日はその魁としてのホットマネー・ヘッジファンドの買いを指摘する向きも。東証1部値上がり値下がり906対460。アドテストなど値嵩ハイテクのすっ飛ばし際立つ。

NY戻り高値更新を受けてのイキナリの見切り発車だったが、日経平均は10/2以来の水準を回復ということで内閣改造以降の「竹中ショック」をほぼ克服した形。次は9月の月中平均9354円・9末9383円がターゲットに、竹中金融相兼任9/27の9530円まで行けば1万円もの声も出て来るんだろう(相場はゲンキンやから)。勿論、銀行・生保の戻り売りは待ち受けてるし(勢いが止まれば売ってくる)、一本調子には行くまい、或はNY任せで短命かも知れぬ。ただ銀行の100%減資国有化シナリオは既に否定されており、上手く上がったんで今度は政策期待(税制見直し・減税など含む)にと金で化け(^_^;)、更に日本企業再評価もってとこ。世界的な株高をベースにどこまで行けるか。橋本派の竹中おろし気勢とか、ケニアでイスラエル標的テロなど心配もあるが。


02/11/27(水) じれったい
日経平均 8875 +51 5354億円
店頭平均 981 +1 84億円

NY株はサンクスギビング前利食いに反落、NASDAQ1444p(▲37p)NYダウ8676ドル(▲172ドル)CME日経平均先物8765円(▲75円)。まあ前日迄に安値からの上昇率はNASDAQ33%NYダウ21%に達しており、テクニカル的な沈静化ってところ。さて東京市場は前日の6日ぶり反落とNY安で利益確定売りが先行、「さあ、25日線(8650円辺り)守れるか」身構える向きもいたろうが、早くも公的PKOで寄り8761円(▲62円)を安値に切り返し。「何と、この水準でも支えるかぁ・・・」のまんまプラスゾーン、8927円(△104円)迄。後は8900円内外のもみ合い推移、高値期日通過で売り圧力はさほど強くないが、「公的が買うからってこの上誰が買うねん?」で様子見に、出来高細る。値嵩ハイテクなどは利食いに押されたが、自民税調の税制見直し期待から証券・不動産株が高く、バイオ戦略会議&トランスジェニック上場接近でバイオ関連が再び人気。銀行株は確り、新日鉄が6日続伸。東証1部値上がり値下がり874対502。25日線より上に滞留4日は6月以降初めて、さりとて上放れへ弾みをつけるものがないじれったさ。渋々の補正や半年1年と先の長い話になりそうな産業再生機構&金融再生プログラム作業工程表では、なかなか「何時までも安く買えない」焦りが出ない。それより「銀行保有株を少しでも多く日銀に買わせる為に今週一杯は高く支える」珍説の方が説得力があっては・・・何とも意気上がらない(^_^;)。まだ「ベンチャー振興しかないから小型・ベンチャー株高」シナリオの方が何歩かマシやなあ。


02/11/26(火) 一息
日経平均 8823 -120 5914億円
店頭平均 979 +1 93億円

NY株はジリ高、NASDAQ1481p(△13p)NYダウ8849ドル(△44ドル)CME日経平均先物8880円(大証比変わらず)。やはり銀行決算は「だからどう」言えるレベルではなく再生プログラムの作業工程表待ち、それよりも竹中木村の「長銀日債銀のような銀行国有化破綻処理は念頭にない」に当たり前だがヤレヤレ。さて東京市場、売り物がちだったのだが外資系買い長が1000万株近くに再び拡大、昨日のやおら買い上げ警戒もあって先物大口買いが入ると高値トライで8983円(△39円)までマーク、も9000円乗せを果たせずすぐ失速。あとはふにゃチンパターンで落胆、「やはり9000円は重いかあ・・・」コンセンサスに沈黙。東証1部値上がり値下がり323対1038。

8/20-26(466円幅)、10/11-18(645円幅)同様に5連騰止まり。まあ、銀行生保など悲観投資家の戻り待ち売りは当然だし、目先筋を除く実需の買いが入ってこない以上外人買いが帰ってくるのか次第。先物大口ショーターが踏むのか踏まないのかの観測に振り回されるだけの昨日今日、インデックスが右往左往、それに合わせてのプログラム売買、上下板の薄い現物株はそれ以上に訳分かモードで激しい値振れ、これじゃあなかなかマトモには付き合えんわい(^_^;)。「下は公的PKO、上は戻り売り」退屈なボックス相場を見込むのがせいぜいなのか、突破口はないのか。エニックスとスクウェアが合併へ、生保決算は「(日本株は安過ぎると言いながら)それでも粛々と株を売る」(最強の日生は7900円コストなのだとか)、MTCI会長逮捕。


02/11/25(月) 5連騰
日経平均 8944 +171 6764億円
店頭平均 978 +11 99億円

先週末のNY株は一服、NASDAQ1468p(△1p)NYダウ8804ドル(▲40ドル)CME日経平均先物8715円(大証比▲45円)、今週木曜のサンクスギビング休場を挟んで閑散となりそうだがショートに傾いたヘッジファンド決算対策のカバーから値持ちは案外良さそうとも。さて週明け東京市場、大証システム障害で先物(大阪銘柄も)の寄り付きが9時半となるトラブルもあってもたつくスタート、上値を取る向きはいないか・・・って処へ10時過ぎからやおら先物大口買い、200円幅先物が一気に独走→裁定買いバンバンで8900円乗せ。後場は決算発表控えのUFJから「1兆円不良債権処理別会社移管」リークもありUFJがS高寸前まで、銀行株高を背景に8956円(△184円)まで。東証1部値上がり値下がり1241対169。銀行決算控えでヘッジファンドが一部踏んだだけのような空疎な上げながら、兎も角も上値抵抗線ブレイク、一目の雲に突っ込み9000円を伺う位置に。

今日は銀行決算なのだが、昔から銀行のP/Lなんぞ何の意味もなく(株の益出しとかで作り過ぎ、それも業界丸ごと右へ倣え式に)、今日的には「どれだけ正直に言えるか」のレベル。不良債権処理を加速するにしても作業工程表もまだなのにどれ程リアリティのある通期予想が出来るものか、その分析と評価を待ちたい。ネットトレーダーの支持を集めソフトバンクやファーストリテイがまたS高するなど短期張りは活発、早くも餅つき相場的。銀行もそうだったが電線や情報ソフトなども「ヒールが一転ヒーローに」のリターンリバーサル全盛。ホンダや村田ショックもあったが地雷もどうにか克服、決算発表大方終了予想通り「上期健闘下期不透明」、そこで下期の先行指標代わりのNY株ってとこか。


02/11/22(金) 艱難辛苦
日経平均 8772 +104 7343億円
店頭平均 966 +14 95億円

NY株は更に上伸10月安値以来の戻り高値更新、NASDAQ1467p(△48p)NYダウ8845ドル(△222ドル)CME日経平均先物8750円(大証比△90円)。引け後10月BBレシオ0.73でGLOBEXは小甘く、補正も6.2兆円と萎縮したがフィッチは格下げ、外資系動向も8/23以来の1000万株超買い長で東京市場は引き続き銀行株に買い戻し続き、ハイテクなども買い先行で上値チャレンジ!も8800円処で頭つっかえ。高値は8819円(△151円)までも終日8770±50円といった高値もみあい、銀行株も間も無く買い戻し一巡となって騰勢緩み幾らか4連騰への疲労感、週末ポジ整理も。東証1部値上がり値下がり1060対311。売買代金も9/27以来の水準まで膨らんだ。25日線をクリア、次への展開待ち、来週には作業工程表。新規資金の流入なく「買い戻されてお終い」と本格反騰を見込む向きはほとんどいないが、決算発表もこの日ピーク越え、落ち着いてエエ処探しが行われるなら指数横這いも個別物色でそれなりに。段々NY年末ラリーへのツレ高期待は生まれつつあるのだが、赤穂浪士の艱難辛苦に準える小泉政権、内蔵助ばりの用意周到さがあるのかないのか(今年は討入り三百年祭)。


02/11/21(木) 嵐が去って
日経平均 8668 +208 6496億円
店頭平均 952 +8 90億円

NY株はハイテク主導で急反発、NASDAQ1419p(△44p)NYダウ8623ドル(△148ドル)CME日経平均先物8520円(大証比△80円)。引け後HPQが好決算で更にフォロー、GLOBEXのNAS100先物は△8pと堅調。今朝のニュースは「補正8兆円」「不良債権処理、みずほHも8000億円」「産業再生機構、実質簿価買取へ」。東京市場は昨日来の銀行株の落ち着きに加え、タイミング良くNASハイテク高GLOBEX高、更に外資系動向も12日ぶり買い長、寄りから買い気強まりイキナリ8500円越え。銀行株に大量の買戻し殺到(ヘッジファンドも)、値嵩や主力のハイテクも買い気配スタート。「上値には悲観投資家の売りが控えている」と慎重な向きが多かったのが幸いしてか、ジワジワ買いが広がる好パターン。銀行株売り優良株買いのロングショートのクローズも指摘されていたが、アンダーウェートし過ぎた日本株比率の調整なのか米系年金と見られる主力株買いもあった模様。この日はUFJもみずほHもS高に張り付いて波乱無し、終日ジリ高で大方高値引け。銀行・証券・低位株など売り込まれのキツかったもののリターンリバーサル全盛、アドテスト・ニコンがS高するなど半導体関連も大幅高。東証1部値上がり値下がり942対422。東証2部株指数は12日ぶり、店頭平均は11日ぶり反発。売られ過ぎ好実態株の見直し始まりそう。

「メガバンクが減資国有化されるんちゃうか?」ってな恐怖感が市場を覆った「嵐の銀行株売り」も1週間でジエンド、反動高で日経平均は一気に25日線まで戻った。25日線といえば6月以降上回っても3日と持たず叩き落されたライン、今回7度目のチャレンジとなる。上値抵抗線も8800円処、一目の雲が8842‐9180円。9000円がズイブン遠いような印象がやけに強いが(安値ばかり気にして来たから)、正体不明のハイテクショートの踏みだけで9100円までマークしたのはついこないだの11/5-6。補正予算は幾らか大き目となりそうな雲行きだが、金融再生・産業再生・デフレ対策・税制改正まだ何も、株が上がって後追いで理由がついて来るのか?政策だけじゃない、企業の自助努力も必要。株が安いのを利して自社株買い、ライバル・子会社・関連会社の吸収統合再編、値打ちのある新興ベンチャーを吸収して事業領域の拡大・・・何だって出来る。株式投資でもそうだが、皆がフリーズしている時に勝負に出れば環境好転の恩恵を一番受けられるのは道理。そんなバイタリティに高株価プレミアムを付けたいなあ。


02/11/20(水) 落ち着けば
日経平均 8459 +94 5931億円
店頭平均 943 -6 90億円

NY株は小幅続落、NASDAQ1374p(▲19p)NYダウ8405ドル(▲11ドル)CME日経平均先物8335円(大証比▲15円)、為替は日本の金融システム不安から円安122円台。みずほHにも自力増資説、補正8‐9兆円説も聞かれる中の東京市場、案外に確りの始まり。銀行株は引き続き売り先行も安寄り後切り替えしに転じたことでヤレヤレ安堵感、先物はPKO的な買いもあり上伸。後場には踏みも交え8533円(△168円)まで。前場の内に10万円回復S高となったみずほHは大引けもS高カイタイだったが、UFJは乱高下「寄付安値8.6万円、後場S高まであと一文の9.89万円まであるも引けに掛けて売られ9.1万円(△0.2万)」。堅調だった先物も14時以降UFJにつられて軟化、スマッシュの打ち合い乱打戦ばりの売り買い応酬を繰り広げるUFJに何でそんなに連動しなきゃならんのか・・・ちょっとやり過ぎでしょって感じ。東証1部値上がり値下がり1177対244。店頭平均は10連敗。

とまれ銀行株の反発で崩落低位株も反発、銀行株だけ見れば10/10型底入れの形。銀行株に視線が集中する中「用なし」値嵩ハイテクは既に底固くなっていたり、ドイツが「BUY」としてソフトバンクが2日S高するなど反発の兆しはないでもない。銀行株がこのまま落ち着くなら一旦良い処、行き過ぎた悲観の反動高で25日線くらいまでは。「公的のPKOとUFJ株の動向が全て」なんて異常な相場からどうかして脱しないと。但し、政府税調の答申は個人増税、補正は中途半端(だろう)、11/25銀行決算は通期見通し「分からないから変えず」、月中の作業工程表は???では株高の道具だては揃わない。


02/11/19(火) 乗っ取られ
日経平均 8365 +19 5848億円
店頭平均 950 -18 83億円

NY株は一服、NASDAQ1393p(▲17p)NYダウ8486ドル(▲92ドル)CME日経平均先物8355円(大証比▲25円)。東京市場はPKO観測から小確り始まるもすぐ失速、そして連日の通りUFJ・みずほHなど銀行株安に引き連られ沈没、安値は8246円(▲100円)まで。あとは先物PKO買いとブルーチップ買いで戻す。「株安にコメント無し、会見の予定も無し」(きっと「竹中に聞いてくれ」ってつもりなんだろう)UFJに見切売りが加速して連日のS安、売り気配で値が付かなくなると今度はみずほHに売りが集まってこっちも10万円割れS安まで。その都度先物が右往左往するだけの無味乾燥さ、UFO・ミス王銀行に乗っ取られ相場もとうとうゲームセンター並になってしまった。東証1部値上がり値下がり280対1149。TOPIXは一足先に10/10のザラバ安値を更新バブル後最安値。

「公的資金注入の『危機認定』の為に銀行株安を引き起こさしてるんや」と真顔で語られるくらい、どうなっとるんや?この国の金融行政はって状態。竹中vsメガバンクの無意味な鍔迫り合いが無意味な下げを引き起こしてる、こんな不作為見たこと無い。こんなの一国の大臣・首相のクビが飛ぶくらいの怠慢かつ犯罪やで。行政訴訟に訴え損害賠償請求出来るんやないか。補正も大した額出来ん、再生機構もいつ出来るんや、繰り戻し還付も難航・・・恐ろしく呑気なもんじゃのう。アルカイダだって全国民を巻き込んで突っ込んで行くなんてことはしなかった。テロリストを許すな。


02/11/18(月) 竹中ショック第2波
日経平均 8346 -157 4508億円
店頭平均 968 -14 69億円

先週末のNY株は小確り、NASDAQ1411p(▲0p)NYダウ8579ドル(△36ドル)CME日経平均先物8535円(大証比△5円)。休みの間のニュースは古久根の破綻に続き、「補正予算規模4兆円(セコい)」「国会はもう消化日程(危機感無さ過ぎ)」「公的資金予防的注入立法見送り」「銀行業績見通し立たず再生プログラム次第」「UFJ自力増資へ、トヨタ等に優先株5000億円規模(出来るの?)」「日信販総会屋利益供与」「大和SMインサイダー取引」・・・オイオイ何じゃそれ、ネガティブオンパレード。先週末折角NY高とPKOでカチ上げた東京市場は再び売り直しから。持ち直し損ねてUFJがまた売られ(引値で10万円割れ)ムードは暗転、古久根破綻&銀行株全面安でまた低位株が総崩れ、「竹中金融担当相兼任」直後の10月初めの竹中ショック「倒産信用不安相場」に逆戻り。東証1部値上がり値下がり246対1170。新安値426は10/10の552に次ぐレベルまで拡大。「よくもまあこのUFJ安、放置出来るもんやなあ・・・」諦めやら溜息やら怒りやら充満。銀行側は完全に「竹中待ち」を決め込み、当局はさっぱり仕事進まず、誰も「ウチの管轄とちゃうから」的な総無責任体制、ただ日銀だけが29日から銀行保有株買取へ(総額2兆円)。そりゃあ「どうにでもつけ込んで下さい」というようなもの、市場の暴走暴力をもっと畏るべきではないか。銀行再生へのアカウンタビリティ(説明責任)をキチンと果たせ、「銀行は危機的状況にはない」「ウチの株価は不当に安過ぎる」では市場は納得しない。生保の処分売り、期日の投げ、タンス株券溢れ、銀行株安に凍てつく市場・・・一体どこまで。変にPKOを挟むから余計にアカンねん。新日鉄が1億株の自社株買い@126円。


02/11/15(金) UFJ独り舞台
日経平均 8503 +200 5651億円
店頭平均 983 -5 79億円

NY株はイラクの申告期限が12/8と定まったことで落ち着く中、10月小売売上予想以上+インテル自社株買い+HSBCの米消費者金融大手買収で大幅続伸、NASDAQ1411p(△50p)NYダウ8542ドル(△143ドル)CME日経平均先物8405円(大証比△85円)。銀行株主導の下げで一先ず10/10型セリングクライマックスが期待された東京市場だったが、NY高に邪魔されて「肩透かし」(^_^;)。さすがに尻に火が点いて来たのを意識してか「5兆円補正」「UFJ不良債権2兆円圧縮」、心配されたMSCIリバランスも全然大した事なし。先物は売りヘッジのカバーから、値嵩ハイテクを中心に買戻しが先行、昨日S安に5600株余を売り残したUFJですら買い気配では・・・バーゲンハンターも出番無し。8500円PKOと見られる先物買いもあって終日堅調、引け高。ネットトレーダーのおもちゃと化したUFJは後場9.7万円まで売り込まれたが、「手口上位はDLJ・アーク・Eトレ・松井、4社で出来高シェア2割強。減資国有化リスクを背景にヘッジファンドが云々というのとは違う。さすがにやり過ぎちゃうか?」思い直しもあってか10万円回復、恐い場面だったがどうにか凌いだ感じ、ヤレヤレ安堵感広がる。(あの参考人招致「公的資金不要」の脳天気さを見れば売りたくなるのも分かるが・・・。)株式も為替も債券も全ての市場関係者の注視がUFJ一点に集まった珍しい日、如何にも無策放置の自虐趣味、観客民主主義の無責任だが。東証1部値上がり値下がり904対473。古久根建(19円)民事再生法。来週末が決算発表ピーク。悲観と悲観し過ぎの間をたゆとう相場、楽観出来る日まで政策催促ムチ入れ続くか。


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筆者
弁之助

株向委委員長。証券会社勤務。

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